神田明神

   天平二年(730)創建と伝わる古社で、東京を代表する「神田祭」でも知られる。平将門の乱後、将門塚周辺(現在の大手町)で天地異変が頻発したため、将門の御霊を奉祀。関ヶ原の戦いの前には徳川家康が戦勝祈願を行った。江戸時代より現在まで神田・秋葉原・大手町・日本橋など108町会の総氏神である。

訪問日:2016/11/26 駅からハイキング JR有楽町駅

神田明神【神田神社)大鳥居

随神門
 神田明神の大鳥居をくぐると正面に見えるのが「随神門」。総檜造りで朱塗りの立派な門である。欄間には、中国の古代天文学に基づき北極星を中心として四方に四神【青龍(東)・白虎(西)・朱雀(南)・玄武(北)】が彫刻されている。古くから江戸の守り神として親しまれ、東京十社の一つである。現在の御門は昭和天皇ご即位50年の記念に再建されたものだそうだ。

神田明神本殿

大己貴命 少彦名命
大己貴命は、だいこく様を意味し、縁結びの神様として知られる。天平二年(730)鎮座と記されている。
少彦名命とはえびす様のこと、商売繁昌の神様で、商売繁昌・医薬健康・開運招福の神様である。

石獅子 石獅子
 獅子山に乗る石獅子は武州下野の名工石切藤兵衛が生涯でわずか3つしか造らなかったものの中の1つと伝えられている。親獅子が子獅子を谷底に突き落とし、はいあがってきた子をはじめて我が子とするという内容を造形化したもの。
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