《鶴巻の大ケヤキ》は、小田急 鶴巻温泉駅南300mにある神奈川県下で最大のケヤキであるが、エノキに似ているため長い間《落幡の大エノキ》と呼ばれてきた。落幡は、このあたりの旧地名で、天保十三年(1842)に記された『新編相模国風土記稿』にもその記録が残っている。
樹齢600年、幹周10m、樹高30mの巨木で、昭和28年(1953)、神奈川県の天然記念物に指定されまた、昭和59年(1984)、かながわの名木100選にも選定された。
訪問日:2014/04/15