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王子神社拝殿 |
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王子神社鳥居 |
元亨二年(1322)領主が紀州熊野神を勧請し、王子神社を祀ったことから、王子という地名となり、当社も王子稲荷神社と称するようになった。
徳川家康が王子稲荷、王子権現、両社の別当寺であった金輪寺に宥養上人を招いて以降、江戸北域にあって存在を大きくした。 毎年、大晦日の夜に、稲荷の使いである狐が関東一円の稲荷神社から集まって、近くの榎の下で身なりを整え、この神社に初詣をするという言い伝えがある。年末には地元の方々の催す「王子狐の行列」が新しい風物詩となっている。 境内にある「狐の穴跡」は、落語「王子の狐」の舞台にもなっている。また、「願掛けの石」は人気のパワースポットでもある。 |
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落語「王子の狐」の舞台 狐の穴 |
願掛けの石 |
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王子神社入口の門(幼稚園の敷地へ) |
幼稚園の敷地の先に鳥居 |
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装束稲荷神社 関東八ヶ国の稲荷の使いが、王子稲荷神社参拝の前に当時この場所にあった榎の下で装束を着替えたと伝わる。狐達が灯す狐火の多少によって、地元の人々は翌年の田畑の豊凶を占ったという。歌川広重はこの様子を「名所江戸百景」において「王子装束ゑの木大晦日の狐火」に描いている。狐の行列は今では大晦日の行事となっている。 |
装束稲荷神社 |
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大晦日狐の行列 |
王子装束ゑの木大晦日の狐火 |
「名所江戸百景」王子稲荷 |
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