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日本百名城

No.36 丸岡城(まるおかじょう)
別 名 霞ヶ城
城地種類 平山城
築城年代 天正四年(1576)
築城者 柴田勝豊
主要城主 柴田氏、安井氏、青山氏、今村氏、本多氏、有馬氏 
文化財・史跡 重要文化財1件
 天守の現況 望楼型 二重三階 木造(現存)
関連施設 丸岡歴史民俗資料館
所在地(訪城日) 福井県坂井市(2017/11/17)

昔の丸岡城の概要
 天正三年(1575)、一向一揆を平定した織田信長は、恩賞として柴田勝家に越前の国を与え、北ノ庄(現:福井市)に築城を命じた。天正四年(1576)、勝家は甥の勝豊に丸岡城を築かせた。これが現在の丸岡城である。


天守南西面
 丸岡城は現存する天守の中で最も古い建築で、外観は上層望楼を形成して通し柱がなく、一層は二階三階を支える支台をなし、屋根は二重で内部は三階となっている。


丸岡城の石垣


石製の鯱
 この鯱は、もと木彫鋼板張りであったものを、昭和15~17年の修理の際に、石製の鯱に改めた。当時は、戦禍中で鋼板の入手が困難であったため、やむなく天守閣の石瓦と同質の石材でつくりかえられたものだったが、この石製の鯱も昭和23年の福井大震災により、棟より落下、現在のいくつかに割れた形となった。


丸岡城模型


天守閣二階


石落し
 石落しは櫓の隅、天守の最下層塀の途中に設け石垣をよじ登る敵勢を射落とす仕組みである。石垣上より建物の一部を出張らせ敷板に穴をあけここから石を落下させたり弓鉄砲を射った。


2階から3階への急階段

2階から3階への急階段
階段が非常に急で、ロープを掴んで登り降りするため、高齢者には少々危険かもしれない。


天守閣三階の梁


天守の廻縁と高欄


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