行  程      アクセスカウンター
場 所 着時刻 発時刻
 宝蔵院駐車場 8:55 9:05
 宝蔵院 9:08 9:15
 出合 10:10 10:16
 八瀬峠 10:34 10:38
 長九郎山 11:28 12:11
 八瀬峠 12:44 − 
 出合 13:06 − 
 宝蔵院 13:52 14:02
 宝蔵院駐車場 14:05 14:10

【長九郎山】ゆったりコースで名残のシャクナゲ

山 名  長九郎山(ちょうくろうやま)
山行日  2004年5月12日(水)
天 候  晴れ
同行者  グループ・S 5人
歩行時間  5時間(含む昼食休憩)
コース  宝蔵院駐車場⇔宝蔵院⇔出合⇔八瀬峠⇔長九郎山

  長九郎山は天城山系の南部にある山だ。日帰りするには車を利用するしかない。遠地である上、大沢温泉から池代経由の周回コースは6時間近いロングコース、何となく敬遠してきた。しかし、宝蔵院からだと4時間足らずで歩けると知り、シャクナゲの最盛期に山行計画を立てた。

  興津駅 6:20集合、国道1号線から国道136号線を行き、松崎町を経て登山口の宝蔵院駐車場に9時前に着いた。宝蔵院は弘法大師が開いた古刹で、参道に並ぶ200体あまりの石仏が興味深い。


  樹齢400年、高さ30mの弘法杉前を通り、よく整備された遊歩道で富貴野山21世紀の森へと分け入る。指導標がしっかりしていて迷う心配はまったくない。小鳥が囀る勾配の緩やかな路、まさに森の中の遊歩道だ。

宝蔵院駐車場(トイレも近くにある)

  宝蔵院からのんびり歩いて小1時間、大沢温泉コースとの合流点、出合で一休み。ベンチのある格好の休憩場所、他にも数人のハイカーが休んでいる。


 出合を後にし、5分ほどで右に池代への路を分け、さらに5分ほど行くと、路は健脚コースと遊歩道コースに別れる。左の健脚コースを行くとようやく山歩きらしい登り路となる。分岐から10分ほど、八瀬峠で林道を横切る。

宝蔵院 石仏の並ぶ参道

 八瀬峠から10分ほどでシャクナゲ群生地、地面にたくさんの花びらが散っている。最盛期はとっくに過ぎたようだが、大きく見事に咲いているのや、まだつぼみを持ったシャクナゲもあり、ギリギリ間に合った感じだ。ベニドウダンは今が盛りと咲いている。

  シャクナゲとベニドウダンの群生地を過ぎると再び深い樹林帯の路となる。相変わらずほとんど平坦な緑みどりの中の気持ちよい路だ。最後にちょっと登ったと思ったらあっけなく長九郎山山頂に着いてしまった。

シャクナゲ群生地を行く

緑あふれる森の道

  山頂は深い樹木に囲まれて展望はないが、高さ10mほどの展望台に上ると、360度の展望が開ける。見下ろすと、広々した緑の海の中にいるようだ。色とりどりの緑の中に、紅紫色のシャクナゲがちらりほらりと見えている。

  山頂にはベンチがあり数組、10人ほどのハイカーが休んでいる。食事の最中に時ならぬ女性の悲鳴、身近に大きな毛虫を見たらしい。我々も太く大きい毛虫を数匹目にしていた、この辺りはけっこう毛虫が多いようだ。

山頂の展望台から緑の海原を見下ろす

長九郎山山頂

山頂に咲く名残のシャクナゲ

  記念写真を撮り、往路を戻る。八瀬峠から今度は遊歩道を下る。宝蔵院駐車場着午後2時過ぎ、花など見ながらの超ゆっくりペース、昼食時間を含め往復で5時間程度のハイキングでした。道の駅 花の三聖苑“かじかの湯”で汗を流し帰路についた。

参考ガイドブック

【マイカー登山 東名高速道】 山と渓谷社 編 1998

立ち寄り湯

道の駅
「花の三聖苑」
пF0558−42−3420 ¥500
道の駅にある日帰り温泉施設で、男女別の岩風呂と、清流の音を聞きながら入れる露天風呂を備えた「かじかの湯」
大沢温泉 
露天風呂
Tel:0558−43−0031  ¥500
露天風呂のみ。脱衣所は別だが、浴室は半分だけ区切られてた混浴。
山岳紹介
長九郎山

renew:2013/09/02