19番札所 龍石寺は巨大な水成岩の岩盤の上に建っており、荒川を挟んで対岸の崖上にある20番札所
岩之上堂も同じで、昔は渡し舟で両寺を往来していたそうだ。 龍石寺から道標に従い秩父橋を渡り国道299号線にでる。これを横断しそのまま岩之上堂へ向かう巡礼道は崖崩れで全面通行止め、少し離れたところに歩行者用の迂回路が設けられている。 迂回路から参道入口に出ると、下方に花と緑に囲まれた観音堂の屋根が見え、荒川対岸の武甲山の山並みまで望める。 秩父札所の中ではもっとも古い建物といわれている観音堂は江戸初期の造営で、荒川に面した断崖の上に立っている。境内には四季折々の花が多数植えられて、幽艶さ漂う霊場である。 |
参詣日:2013/04/04
再訪日:2015/03/20
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龍石寺〜岩之上堂 歩20分:地図帖 秩父札所道案内より |
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荒川に架かる人専用の橋上公園 |
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橋上公園より荒川上流に架かる国道299号線の秩父橋 |
国道299号線を横断した先は通行止め
岩之上堂への迂回路(右:国道299号線)
参道上部より観音堂(2015/03/20)
花と緑に囲まれた観音堂(2013/04/04)
観音堂(2013/04/04)