15番少林寺は、14番今宮坊から街中を15分ほど移動した秩父鉄道の線路際にある。
この寺は以前、秩父神社地内の蔵福寺であったが、明治の神仏分離令により廃寺となった。
地元民が札所の存続を願い出て少林寺と合併、現在地で15番札所を継承することになった。
本堂は、秩父大火で焼失。火災予防の見地から土蔵造りで再建した。木造の外側をすべて
白色の漆食塗りで仕上げたもので、札所中唯一の土蔵造りの堂である。
参詣日:2013/04/04
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今宮坊〜少林寺 歩15分:地図帖 秩父札所道案内より |
踏切の正面、石段上の少林寺 |
土蔵造りの少林寺本堂 |
少林寺境内の枝垂桜、右は地蔵堂 |