カヤ
別名 ホンガヤ
分布 本州(宮城県以南)、四国、九州
科属  イチイ科 カヤ属 分類  常緑高木
花期  5月 果期  10月
 雄花:長さ1cmほどの長楕円形  雌花:前年枝の先に数個の花をつける
果実  長楕円の実、この実の胚乳は食用となる。
樹木用途  庭木、公園樹
材用途  舟材、風呂桶、碁盤、建築材
備考 カヤは、本州北部から屋久島まで分布するイチイ科の常緑高木で、縄文時代より舟材として利用されるほど水に強く堅固な木として人と密接な関係にある。樹皮は灰白色、葉は線形革質で、先端は次第に細くなり鋭く一種の臭気がある。雌雄異株で、4月ごろ花が咲き、雌木には10月ごろ長楕円の実をつける。この実の胚乳は食用となり、また良質の油がとれ、揚げものなどに用いられている。

榧の巨樹・古木

幹周m 名称 所在地 指定
8.6 横室の大榧 群馬県前橋市
7.3 与野の大榧 埼玉県さいたま市
6.1 上相賀の大榧 静岡県島田市
5.8 万年寺の榧 静岡県藤枝市
5.7 倉田の大榧 埼玉県桶川市
5.5 二軒家の大榧 静岡県島田市
5.4 広徳寺の榧 東京都あきる野市
5.3 九品仏の榧 東京都世田谷区
5.3 善養寺の榧 東京都世田谷区
5.3 徳星寺の大榧 埼玉県上尾市
5.0 杉沢の大榧 静岡県島田市
5.0 常光寺のカヤ 神奈川県藤沢市
4.5 地蔵院のカヤ 東京都あきる野
4.0 増上寺のカヤ 東京都港区
4.0 重輪寺の大かや 埼玉県嵐山町