清盛楠
きよもりくす

種 類 クスノキ 樹齢 >900年 幹周 9m 樹高 10m
指 定  指定天然記念物  昭和 年指定 訪問日 2014/01/16
所在地  三重県伊勢市豊川町279 伊勢神宮外宮
交 通  JR参宮線「伊勢市駅」 南西650m
問合せ  豊受大神宮 tel:0596-24-1111
GPS N:34°29′14″ E:136°42′13″ その他 map      
メ モ  伊勢神宮の外宮参道に清盛楠とよばれる古木がある。平安時代末期の武将・平清盛が勅使として外宮に参向したとき、この木の枝が冠に触れたため怒って西側の枝を切らせたという伝承によってこの名がついた。
 外宮表参道の火除橋を渡ると右手に「清盛楠」が見える。樹齢900年以上とされているが、平清盛が参拝したときにはすでに大樹であったことからすると樹齢は千年を超えるものと推測される。伊勢湾台風の被害で二幹に分かれてしまったそうだ。

  清盛楠

昔 小松内大臣重盛公
勅使として参向の時
冠にさわるべしとて
西にさしたる枝を
伐らせられし事有
これを里俗あやまりて
清盛楠といふなるべし
勅使として清盛公三度 
重盛公は一度 
参考向ありし由は 
勅使部類例文等に見えたり
伊勢参宮名所図会:寛政九年(1797) 刊行の伊勢参宮案内書 右頁上に記載の内容