大尾山の鳥居杉
おびさんのとりいすぎ

種 類 スギ 樹齢 >1000年 幹周 7m 樹高 30m
指 定  静岡県指定天然記念物(1958年) 訪問日 2003/02/25
所在地  静岡県掛川市居尻482  顕光寺
交 通  東名高速道路掛川IC 北西10km(車60分)
問合せ  掛川市教育委員会 社会教育課 文化財係 tel:0537-21-1158
GPS N:34 53°29′″、E:138°00′54″ その他 map      
メ モ  顕光寺の創建は大同二年(807)、大尾山に観音堂を建てて千手観世音菩薩を祀ったのが始まりと伝えられている。古くは山伏の修験道場として遠州八坊のひとつに数えられ、江戸時代には掛川藩の御祈祷所であったことを示す古文書が残っているそうだ。
 杉林の参道を10分、さらに5分ほど登ると本堂にたどり着く。10数段の石段があり、その上部両脇に杉の巨木が立つ。ちょうど鳥居のようなので鳥居杉と呼ばれている。創建時に植えられたと伝えられ、樹齢は千年を超えるといわれている。

大尾山顕光寺 顕光寺の鐘楼と本堂(左奥)