十王子神社の楠
じゅうおうじじんじゃのくす

種 類 クスノキ 樹齢 >300年 幹周 6.1m 樹高 27m
指 定  富士市指定天然記念物(1970年指定) 訪問日 2013/12/12
所在地  静岡県富士市今泉1893-2 十王子神社
交 通  岳南鉄道 本吉原駅 北1km
問合せ  富士市教育委員会文化振興課  tel:0545-55-2875
GPS N:35°10′12″ E:138°41′43″ その他 map      
メ モ  岳南鉄道本吉原駅から北へ10分、吉原第二中学校の東隣りに十王子神社が鎮座している。往来の激しい車道に面しているが、鎮守の森然とした豊かな木立を残し、境内は落ち着いた雰囲気に包まれている。
 今泉の総社および一宮である十王子神社の記録によると、万治二乙亥年(1659)と刻まれた鰐口があり、その50年後の宝永六年(1709) 社殿再建とあるそうだ。
 石鳥居をくぐり、神池にかかる朱塗りの太鼓橋を渡ると、昭和15年再建の木造社殿が建ち、その後方に背の高いクスノキが茂っている。根方から見上げる幹はすらりとまっすぐ伸び、スギかと見まがうほどだ。上空で枝葉の傘を広げており樹勢はきわめて旺盛だ。