巨樹・老樹巡り

愛染桂
あいぜんかつら

種 類 カツラ 樹齢 1100年 幹周 5.5m 樹高 22m
指 定 上田市指定天然記念物 指定日 昭和49年(1974)
住 所 長野県上田市別所温泉1666 訪問日 2011/11/29
現地目標 北向観音  tel:0268-38-2023
交 通 上田電鉄別所線 別所温泉駅 南西500m
問合せ 上田市別所温泉 tel:0268-38-3510
GPS N: 36°21′00″、E: 138°09′21″ その他 map      
メ モ  信州の古湯でありまた《信州の鎌倉》とも云われる別所温泉の中心部に、北を向いた観音堂がある。平安時代初期の天長二年(825)円仁によって開創された北向観音である。この境内の正面石段西側にカツラの巨木がある。《影向の桂》といわれる霊木で、一般には《愛染カツラ》といわれ大切に保存されている。この近くにある愛染明王堂とカツラを結びつけて、川口松太郎が小説《愛染かつら》のイメージをこの樹からつくったと伝えられ今では、縁結びの霊木として多くの老若男女から親しまれている。