巨樹・老樹巡り

大雄寺の楠
だいゆうじのくすのき

種 類 クスノキ 樹齢 300年 幹周 6.2m 樹高 13m
指 定 東京都保存樹 指定日
交 通 JR山手線 鶯谷駅 徒歩10分 訪問日 2012/04/28
住 所 東京都台東区谷中6−1−26  map 所 属 大雄寺(だいゆうじ)
メ モ  大雄寺を探し求めて下町情緒豊かな谷中界隈を行くと、小さなリュックを背負いガイドブック片手に歩いている人をたくさん見かける。中高年の集団はもちろん、若い女性や外国人も少なくない。
 大雄寺は、慶長九年(1604)神田土手下に創建、万冶元年(1658)当地へ移転した。境内の楠の根元に高橋泥舟の墓がある。勝海舟、山岡鉄舟とともに幕末の三舟といわれた幕臣だ。
 1988年の環境庁調査で大雄寺の楠は、東京でいちばん大きなクスノキとされている。巨樹にしては幹や枝の欠損も見られず、樹勢豊かにのびのびと枝葉を広げている。

東京都保存樹:《都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律》に基づく東京都知事指定樹