背後の山並みは南アルプス

万休院舞鶴松(2008年 枯死)
ばんきゅういんのまいづるまつ

種 類 アカマツ 樹齢 460年 幹周 4m 樹高 9m
指 定  国指定天然記念物  昭和9年指定 訪問日 2006/04/17
所在地  山梨県北杜市武川町三吹2915  万休院
交 通  JR中央本線 日野春駅西2.5km
問合せ   万休院  0551-26-2154
GPS N: 35°47′23.7″、E: 138°22′02.8″ その他 map      
メ モ  鶴が優雅に舞い降り着地した姿を連想させるところから《舞鶴松》と名付けられた。万休院は、1571年に武田家四天王の一人、馬場信春によって建てられた。寺が開かれた当時、杉や松が鬱蒼と繁っており、その中で特に美しいこの松を育てたのだそうで樹齢は460年を超えているとのこと。
 国の天然記念物に指定(1934年)されると共に、1990年 読売新聞社と国際花と緑の博覧会協会が選定した《新・日本名木100選》にも指定された。
 この松を鑑賞した2年後(2008年3月)枯死が確認され伐採された。マツクイムシによるものだが、比較的標高の高い場所にある舞鶴松にも被害が及んだのは温暖化の影響らしい。