巨樹・老樹巡り


武野上神社の欅
たけのがみじんじゃのけやき

種 類 ケヤキ 樹齢 700年 幹周 6.5m 樹高 25m
指 定 長瀞町指定天然記念物 訪問日 2012/11/25
所在地 埼玉県秩父郡長瀞町本野上 1114  武野上神社
交 通 秩父鉄道 野上駅 西南西400m
問合せ 教育委員会生涯学習担当 tel:0494-66-1800
GPS N:36°06′38.6″ E:139°06′23.7″ その他 アクセスカウンター
メ モ  案内板によると、元々は武野上村及中野上村の鎮守で丹生明神と呼ばれていたが、明治42年 4社を合祀して武野上神社と改称したと記されている。
 境内には9本のケヤキがありすべて町の天然記念物に指定されている。そのうち社殿に向かって右手斜め奥の最も太く高々とした一本が御神木となっている。いずれも枝葉をすっかり刈り取られ鎮守の森とは言い難い。地元の方に伺ったところ、宮司さんは反対したそうだが、境内は子供の遊び場になっていて枝が折れると危険なのですべて切り取ったそうだ。
 30年ほど前の台風で御神木上部の枝が折れ、枝の年輪を調べたら250年以上あったそうだ。御神木の幹に根元から2mほど裂け目がある。年配の地元の方によると、「子供の頃、この裂け目から洞に入りよく遊んだものだ。台風で上部の枝が折られてから年々裂け目が狭まり15年ほど前からは子供でも入れなくなってしまった」と教えてくれました。


御神木の他8本のケヤキすべて枝を切られている

狭まった御神木の裂け目