巨樹・老樹巡り

明神の楠
みょうじんのくすのき

種 類 クスノキ 樹齢 800年 幹周 11.8m 樹高 18m
指 定 湯河原町指定天然記念物 指定日 昭和54年(1979)
交 通 JR 湯河原駅 西700m 訪問日 2012/09/02
所在地 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下359-1 所 属 五所神社
GPS 緯度 35°08′31″,  東経 139°05′38″ その他 アクセスカウンター
メ モ  五所神社の道路を隔てた真向かいに「明神の楠」がある。五所神社は、1300年前天智天皇の御代に創建され以来、土肥郷の総鎮守として崇敬されてきた。治承四年(1180)伊豆より挙兵の源頼朝が石橋山合戦進発の前夜、社前において盛大な戦勝祈願の護摩をたいたといわれている。この時、土肥実平によって佩刀一口が奉納され、今なお社宝として保存されているそうだ。
 昔の神社境内は広大幽邃で参拝者は前方の千歳川の清流で禊を行ない、この『明神の楠』の下を経て神社に参拝していたそうだ。その頃の参道には数多くの楠の巨木が生い茂っていが、今は樹齢800年のこの一樹のみが残された。