1995年開館の東京都水道局が運営するPR施設である。東京水道400年の歴史を江戸時代と明治時代以降に分けて実物大模型や歴史資料、映像を用いて紹介している。玉川上水に関する歴史資料が非常に充実している。また、博物館の裏手には、東京都水道局が管理する本郷給水所公苑があり、神田上水の石桶が保存されている。 |
東京都水道歴史館 |
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鋳鉄管 |
・鋳鉄管 近代水道の幕開けと共に使われるようになった鋳鉄管の変遷や、日本最大級の水道管。 ・神田上水の石桶 博物館の裏手には、東京都水道局が管理する本郷給水所公苑があり、神田上水の石桶が保存されている。昭和60年(1985)代に発掘された神田上水遺跡の一部を移築・復元したものであり、江戸時代の水道管の姿を見ることができる。 ・江戸の上水 1日目:熊谷駅出発7時、4時間ほどで大渚山登山口の湯峠に到着する。昼食を済ませ、明日の足馴らしにと大渚山に登る。登りはじめるやド |
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神田上水の石桶 |
江戸の上水 |
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・御茶ノ水の懸樋(かけひ)模型 神田川の上に懸けられた、神田上水の水を渡すための水道の橋。写真の左側(現在の文京区)から右側(同・千代田区)に給水されている。現在のJRの駅名にもなっている“水道橋”の地名は、この懸樋が由来。左下に見えているのが、地下に埋められた石樋。 |
御茶ノ水の懸樋(かけひ)模型 |
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木樋 |
・木樋(もくひ) 木で作られた水道管。写真は平成3年、千代田区丸の内の旧都庁舎跡地から発掘されたもので、サイフォンの逆のしくみで、大気圧を利用して高所の水を一度低所に流し、再び高所に上げている。木樋の気密性がとても高いから、このようなこともできた。 ・竹樋(たけひ)と樽 竹樋は竹の節をくりぬいて作った水道管。樽は水に混じる砂などを沈めるために使用されていた。 ・長屋の上水井戸端 江戸時代の長屋の様子を再現。庶民の暮らしと上水のつながりが垣間見える。 |
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竹樋と樽 |
長屋の上水井戸端(再現) |
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長屋の上水井戸端(模型) |
傘はりの内職をする浪人の部屋(再現) |
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