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続・日本百名城

No.138 越前大野城(えちぜんおおのじょう)
別 名 亀山城
城地種類 平山城
築城年代 天正四年(1576)以降
築城者 金森長近 
主要城主 金森氏、松平氏、土井氏 
文化財・史跡 県指定文化財
 天守の現況 天守のみ推定復元(1968年)
関連施設
所在地(訪城日) 福井県大野市(2017/11/17)

案内図
  天正三年(1575)、織田信長は、大野郡の一向一揆を鎮圧した金森長近に恩賞として大野郡の3分の2を与えた。長近は亀山(標高249m)に大野城を築き本拠とした。江戸時代に入り越前松平氏の支城となるが、天和二年(1682)に大野藩として独立、譜代の土井利房が城主となり、以後、幕末まで土井氏の藩主が続いた。


越前大野城縄張り
 亀山々頂に本丸を置き、東山麓に二の丸その東と南に三の丸を配置し、さらにその外側に外曲輪と広がっていく梯郭式の縄張であった。また城の西を流れる赤根川を天然の堀とし、残る三方には堀を巡らせた。


麓より仰ぐ越前大野城
 四方を山に囲まれた大野盆地。越前大野城は大野市の中心部にある亀山(標高249m)に建つ平山城である。麓には城下町が広がり、この城下町が雲海に包まれ亀山だけが浮かんで見える日に「天空の城 越前大野城」が現れるとのこと。


南登城口


本丸入口門


天守台の石垣
武者登りといわれる何度も折れ曲がった石段を上がって天守に至る。


紅葉に囲まれた天守閣
 


天守閣4階展望台からの眺望
 


天守閣への石段

紅葉の天守閣
二の丸から本丸への石段 本丸入口門付近より


土井利忠像

金森長近像
階段状に設けられた郭の一角に建つ 大野城の築城、城下町の整備に尽力


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