新事業は少数精鋭で

 新しいプロジェクトを成功させるコツは、小数精鋭で予算はふんだんに、である。手のあいてる人間、という発想は、失敗の第一歩である。手がふさがっていようが、この仕事には彼しかいない、という適材をごく数人だけ選ぶ。ものになるかどうかわからないから、予算は少なめ、もおかしい。予算に厳しい制限があれば、ものになりそうな企画も途中で生気を失いかねない。実行段階は、平凡な人間をたくさんつけ、予算をうんとしぼる。優秀な人が多いと『船頭多くして船、山を登る』になる。

ミサワホーム社長 三沢 千代治

新規事業、プロジェクト、予算

アクセスカウンター