初夏-植物

ID 俳句 季語 季語ID
70 山深し妖しく咲くや延齢草 延齢草 147
81 石楠花や杣道外れひそと咲き 石楠花 175
1291 修験道石楠花見事咲き誇り 石楠花 175
56 野仏に「ともに踊ろ」と踊子草 踊子草 206
866 野仏を囲み踊るや踊子草 踊子草 206
876 新緑やそぼるふ雨に煌めけり 新緑 685
873 新緑の彩り幾重山の肌 新緑 685
875 新緑に分け入る森に老一人 新緑 685
917 新緑の森にくねりて石だたみ 新緑 685
889 断崖の緑の額に滝しぶき 新緑 685
891 新緑に浸り身を染む森の道 新緑 685
874 新緑のケヤキ並木が隠す空 新緑 685
553 新緑に隠れギンラン低く咲き 新緑 685
927 新緑の生気漲る峠越え 新緑 685
1303 新緑の巨木囲みて知る息吹 新緑 685
1309 新緑の風と香りと深呼吸 新緑 685
763 新緑や昨日に続く石畳 新緑 685
405 新緑の尾根吹き抜ける風清か 新緑 685
111 新緑の山を背にして旅籠かな 新緑 685
429 新緑を引き裂き落ちる暴れ水 新緑 685
115 緑さす森の小径の舞鶴草 緑さす 685
403 緑さすウリノキの花纏かな 緑さす 685
404 緑さす険路の下り息抜けず 緑さす 685
427 緑さす森の倒木苔を呼び 緑さす 685
90 新樹に埋もれ古色蒼然避難小屋 新樹 686
436 ぶなの森新樹訪ねて写真撮る 新樹 686
863 山若葉虚空を探る大樹かな 山若葉 687
896 山頂に至るルートや山若葉 山若葉 687
915 濃く薄く明るく暗く山若葉 山若葉 687
432 濃く薄くグラデーションの山若葉 山若葉 687
434 山若葉ウリノキ装う髪飾り 山若葉 687
435 ウリノキに髪飾り咲き山若葉 山若葉 687
867 幾年や若葉の榎一里塚 若葉 687
886 濃く淡く若葉萌え立つ雑木山 若葉 687
99 老木や幾百年の若葉萌え 若葉 687
97 苔の谷若葉の山の天城越え 若葉 687
1300 里山の若葉が囲う妻籠宿 若葉 687
431 老木も若木に負けず若葉して 若葉 687
83 全山を明るくするや若葉雨 若葉雨 687
86 木漏れ日にまぶしく染まる山若葉 若葉山 687
88 谷川のせせらぎ添えて若葉風 若葉風 687
94 小鳥鳴く森の小径に若葉風 若葉風 687
885 若葉風葉色煌めく雑木山 若葉風 687
1298 深呼吸胸いっぱいに若葉風 若葉風 687
114 若葉風カラマツ林縫い抜けて 若葉風 687
117 岩峰に届け麓の若葉風 若葉風 687
66 渓谷を覆いつくすや谷若葉 谷若葉 687
921 卯の花の匂う山路の峠越え 卯の花 724
872 卯の花の香りに包まれ六地蔵 卯の花 724
75 紫蘭咲き寂しき庭を華やかに 紫蘭 755
1288 廃屋の庭の草むら紫蘭咲き 紫蘭 755
865 鈴蘭の奏でる音は風の音 鈴蘭 756
1272 吹き抜ける風に鈴蘭鳴りやまず 鈴蘭 756
1285 鈴蘭や群れ咲き風にささやけり 鈴蘭 756
1286 可憐さを競い鈴蘭群れ咲くや 鈴蘭 756
1287 鈴蘭の花の水玉輝けり 鈴蘭 756
30 山芍薬大地の息吹包み咲く 山芍薬 777
454 地の息吹山芍薬が吸い上げて 芍薬 777
582 草叢に自給自足のうらしま草 うらしま草 803
124 山路にて仄かに香る吸葛 すいかずら 863
478 すいかずら銀・金婚と共に老い 吸葛 863
471 シャガの花優美と儚さ一日花 シャガの花 1338
472 明日無きを群がり咲いてシャガの花 シャガの花 1338
470 参道の欅の根方著莪の花 著莪の花 1338
473 参道に今日を咲ききる著莪の花 著莪の花 1338
449 木下闇仄かに浮かぶ宝鐸草 宝鐸草 1354
448 木下闇ほうちゃくそうの青白き 宝鐸草 1354
103 森深き湖沼に映える九輪草 九輪草 1355
451 小雨降る森の山路に花あやめ 花あやめ 1356
922 丁字草ひっそり咲いて燻し銀 丁字草 2073
98 丁字草明治生まれの母の面影 丁字草 2073
202 葉柳の影を揺らせる川面かな 葉柳 2095
339 梅雨半ば暑さも半ば半夏生 半夏生 2232