掲載日:2014/05/30  

【秋田駒ヶ岳】豊富な高山植物、魅惑のお花畑

シリーズ 日本二百名山  前
東北百名山      
山 名 秋田駒ヶ岳
山行日 2013年6月30日(日)
アクセス 秋田新幹線、バス
参加者 単独行
歩行時間 約3時間
コース 八合目→男女岳→男岳→八合目
 3年前、長い間あこがれていた秋田駒ヶ岳に出向いたが、男岳の山頂を踏み阿弥陀池まで戻ると、雷音と共に雨が降り出し男女岳登頂を断念した。

八合目登山口 (写:2010/07/04)
 今回は、最高峰の男女岳の頂を踏むことと、きままに花の写真を撮りたいと思っている。JR東日本の“大人の休日倶楽部会員パス”を使っての日帰り山行を試みる。

 大宮駅発 6:58、田沢湖駅着9:21、バスに乗り換え駒ケ岳八合目に11:04到着した。
  登山口からしばらく行くと、山肌を露に荒涼とした焼森コースを左に分け、駒ヶ岳主峰の男女岳を巻くようにゆるやかに登る新道コースを行く。

  路傍は今回も花の大競演。ツマトリソウ、ハクサンチドリ、マルバシモツケ、ズダヤクシュ、タカネザクラ、タカネスミレなどなど数え上げたらきりが無い。単独行の気ままさ、都度足を止め写真を撮る。
新道コースを行く

ベニバナイチゴ

雪解けにフキノトウ

阿弥陀池への木道
 やがて木道となり、男女岳と男岳の間の平坦地に導かれる。先ずは、直進して阿弥陀池北の縁を阿弥陀池小屋へと向かう。

 阿弥陀池小屋から男女岳山頂へ幅広く整備された路が延びている。

阿弥陀池の奥に避難小屋

阿弥陀池から男女岳山頂への登山路
  しばらく登ると高山植物保護のためか階段路が山頂まで続く。階段路両側にも花がたくさん咲いている。15分ほどの登りで山頂に着く。

 360度の大展望、眼下には阿弥陀池、残雪に囲まれた避難小屋が小さく見える。男岳の左には田沢湖もしっかりと姿を見せている。

男女岳山頂

男女岳山頂から阿弥陀池を見下ろす

男女岳山頂より男岳とその右に田沢湖

男女岳下山口付近より男岳
  阿弥陀池にもどり、池の南側をたどり男岳登山口に向かう。右手には池の背後に男女岳の全容、山腹に往復した登山路も確認できる。行く手には、木道の先に男岳が見える。

阿弥陀池越の男女岳

木道の先に男岳
  池の端から少し登り横岳からの稜線に出ると、弥陀池が一望できる。鞍部で右に曲がり、花咲く急登の尾根をひと登りすると男岳の頂。360度の大展望、岩手山も確認できる。
男岳(左端)への登山路

男岳山頂より男女岳と遠方の岩手山

男岳山頂より阿弥陀池と馬の背

乳頭山
  男岳を後に阿弥陀池まで戻り、花の写真を撮りながら往路をのんびりと下る。片倉岳展望台付近から、前方に乳頭山がくっきりと見通せる。
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