【船形山】綾なす錦の森に分け入り

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山 名  船形山(ふながたやま)
山行日   2011年10月17日(月)
アクセス  レンタカー
 大宮駅前⇒岩槻IC⇒大和IC⇒大滝野営場
歩行時間  往復約3時間45分(山頂休憩除く)
コース  大瀧野営場⇔展望所⇔御来校岩⇔船形山
地 図  25000図:船形山
概 要 船形山は、宮城県と山形県の県境にそびえる、
奥羽山脈船形火山群の主峰。一等三角点。

林道に路駐
 紅葉の山を愛でる東北の山旅、まずは宮城県と山形県の県境にそびえる船形山へ。升沢コース、小野田コースなどいくつかあるコースの中で最短で山頂に行ける色麻(しかま)コースとする。しかし、色麻コース登山口の大滝野営場への林道は、約17qのとんでもない悪路。乗っているだけでも神経が磨り減る、運転を引き受けてくれた山友達にただ感謝。

 野営場付近に着くと2台の車が路駐している。われわれもここに駐車したが、この少し先に炊事場のある駐車場があり、日本唯一の霊泉と言われている《人命水》なる岩清水がこんこんと流れ出ている。

林道終点に登山道

野営地駐車場(帰路撮影)

 人命水で水を補給し林道を少し行くと林道終点、ここが登山口で山頂まで2.6kmの道標が立っている。彩りを競い合う綾なす錦の森に分け入りしばらくすると正面に目指す船形山が見える。

綾なす錦の森に分け入る

正面に目指す船形山が見える

落ち葉の路は足にやさしい
 深いブナの原生林、華やかななかにも落ちついた雰囲気の紅葉は目を愉しませ、落葉の降り積もった路は足にやさしい。

 見事なブナ林が続き、展望のない展望所と書かれた標柱を見送り15分ほど行くと小野田コースが右から合流する。この辺りから傾斜がきつくなり、雨に穿たれた路は溝状に抉れ歩き難くなる。

ブナ林を行く

一等三角点
 御来光岩で主稜線に出ると一気に傾斜がゆるみ山頂は目と鼻の先、振り返ると前船形山と鏡ヶ池が見える。山頂は風が強く早々に避難小屋に逃げ込む。昼食後、往路を戻る。
振り返り見る前船形山

船形山山頂

船形山山頂の避難小屋
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