【横瀬二子山】駅から周回で歩ける山

山 名  横瀬二子山
山行日  2011年2月26日(土)
アクセス  電車:JR、西武鉄道
歩行時間  ゆっくり歩いて約3時間半
コース 芦ヶ久保駅→水場→雌岳→雄岳→雌岳→冨士浅間神社→芦ヶ久保駅
関連情報                       アクセスカウンター
地形図
▼東京 (20万)/秩父(5)/正丸峠(2.5)
交通 ▼大宮駅7:00⇒南浦和駅⇒(新)秋津駅⇒飯能駅⇒9:00芦ヶ久保駅
▼所要時間 :片道約2時間
▼費用:JR \380  西武鉄道 \510  片道 \890  計 \1,780
参考HP ▼2005/10/30-二子山(秩父・横瀬)
問合せ先 ▼横瀬町観光協会:tel 0494-25-0114

 芦ヶ久保駅を出て線路沿いに進むと駅前広場の外れに《二子山》の道標がある。西武秩父線のガードをくぐり出口に立つ道標に導かれて山路に入る。いきなりの急登だがすぐに下りとなる。

 秩父には二子山が2座ある。ひとつは両神山の近くで、群馬県境にある。もうひとつは、秩父郡横瀬町にある。先と区別するため《横瀬二子山》と呼ばれている。横瀬二子山は、雄岳・雌岳の双耳峰の山であり、駅からの周回コースで歩けるのが魅力の山である。

 小尾根を横切り沢沿いの路となる。《横瀬 二子山 学習登山コース》の大きな看板が立っている。学校登山にも使われるのだろ。書かれている内容は登山のイロハ、「勉強になります」とはいうものの、陸すっぽ確認もしないのだから世話はない。

学習登山の看板

 沢沿いの路は、杉の植林帯がしばらく続き、やがて明るい雑木林へと変わり、しばらくすると水場に着く。ここにも学習登山の大きな看板が立っていて、《緊急時の連絡方法》の解説がされている。

沢沿いの植林帯を行く

水場

 歩きにくいガレ場を過ぎると沢から離れ、雌岳から延びる尾根に出る。薄らと雪に覆われた雑木林の気持ちの良い尾根路だ。

雌岳からの尾根

 雌岳への最後の登りは、凍りついた急斜面の直登、ロープが張られているとはいえ苦労させられる。

 小広く開けた雌岳山頂だが、樹木に覆われ展望はない。早々に雄岳に向かう。

雌岳山頂

 岩場の路を一気に下り、鞍部から登り返す。ここも凍りついた急斜面だがロープはない。立ち木や木の根を頼りによじ登る。三等三角点が設置された雄岳山頂も期待したほどの展望はないが、樹間越に見る武甲山が大きい。秩父市街も見下ろせる。

雄岳山頂

 山頂の少し先の陽だまりで昼食をとり下山。往路を雌岳まで戻り、左の周回コース 浅間神社への路を下る。往路に比べ傾斜はやや緩やか、凍りついてもいないようなのでひと安心。
 岩場を小さく登り返し、696mピークを越え細い尾根路を行く。

岩場の路を登り返し

尾根上に祀られた小社

 しばらく下ると展望が開け、秩父市街や武甲山が望める展望所、小さな社が祀られている。そのすぐ先が冨士浅間神社だ。

 神社を後にどんどん下る、古びた鳥居を抜けるとすぐに西武線のガード、しばらく行くと国道299号にぶつかり芦ヶ久保駅へ戻る。

鳥居をくぐると西武秩父線のガードへ