【景信山、陣馬山】裏高尾山稜の尾根路を歩く

シリーズ  関東百名山   前  
山 名  景信山、陣馬山
山行日  2011年1月8日(土)
交 通  電車:JR
歩時間  4時間5分(除く昼食休憩)
コース 小仏BS→景信山→堂所山→陣馬山→陣馬登山口BS
関連情報                          アクセスカウンター
地図
▼地形図:東京(20万)/上野原(5万)/与瀬(2.5万)
▼山と高原地図 No.27:高尾・陣馬
交通 ▼電車:大宮駅6:59⇒7:11南浦和駅7:17⇒7:45西国分寺駅7:51⇒8:15高尾駅  \890
▼バス:高尾駅8:32⇒8:50小仏BS  ¥220
参考HP ▼2003/04/29-ハイキング:景信山〜陣馬山レポート
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 小仏BS 8:50 9:00
 景信山 9:50 10:05
 堂所山 10:45 10:50
 明王峠 11:10 11:20
 陣馬山(昼食) 11:55 12:25
 栃谷集落 13:00
 陣馬登山口BS 13:35 13:38

 高尾駅 8:32 発のバスに乗り終点の小仏でまで行く。引き続き車道を10分ほど行くと景信山への登山路が右に分岐する。いきなり植林帯の急登だが、空気が冷え切っていて汗もかかない。

  景信山と陣馬山は、高尾山の北西、裏高尾の県境尾根(東京都・神奈川県)の縦走路に位置し、道標や休憩所などの整備が行き届き中高年ハイカーでも安心して歩けるコースである。二年ほど前の4月、小仏峠経由で同じコースを歩いているので今日は、気楽な山歩きができる。

しばらく車道を行く

  植林帯から雑木林に代わると一気に空気が暖かくなる。以後、杉と雑木の林間をジグザグに登って行く。右に小下沢への路を分けしばらくして立派なトイレ前を過ぎると景信山の山頂は直ぐだ。

雑木林になると明るく暖か

景信山より白銀に輝く富士山

 白銀色に輝く富士山、その左に大室山さらに檜洞丸から蛭ヶ岳へと続く丹沢山塊その麓には相模湖も、これを見られただけでも来た甲斐があった。富士山の反対側には、都心のビル群の中にひときわ高いスカイツリーがはっきりと見て取れる。

景信山山頂より都心のビル群とスカイツリー

  広い山頂には茶店があり、テーブルと椅子もいっぱいあるが人影はまばら。関東平野から筑波山まで一望できる陽だまりで休憩しているハイカーが多い。

山頂の茶店

景信山から陣馬山に向かって

 景信山を後にして陣馬山に向かう。ゆるやかにアップダウンを繰り返す尾根歩き、《関東ふれあいの道》だそうだ。それぞれのピークにはまき路がついている、その時の気分で巻いたりピークを踏んだりした。

 堂所山のまき路の傍らにだけは、りっぱな案内板が立っているので躊躇なくピークへの路を行く。これまで一番の急登をひと登り、陣馬山への路を左に分け100mほど右に行くとベンチが置かれた堂所山山頂に着く。

堂所山山頂

明王峠

 分岐まで戻り陣馬山に向かう。下りだしてほどなくまき路と合流、こちら側にもまき路の案内板が立っている。10分ほどで陣馬高原下と相模湖駅を結ぶ路との十字路である広沢峠。さらにしばらく行くと茶店の建つ展望の良い明王峠、ここでひと休みする。

  奈良子峠を過ぎると左の樹間越に富士山が見える。気づかなかったのかもしれないが、景信山で見て以来の富士山だ。しっかりと踏み込まれた幅広の縦走路、行き交うハイカーも多い。

陣馬山のシンボル白馬像

陣馬山への縦走路

 左からV字に栃谷尾根コースを合流すると陣馬山山頂は直ぐだ。青空にシンボルの白馬像が映える。

  富士山の展望が素晴らしい、その右に三ツ峠山さらには、真っ白な赤石岳、悪沢岳もしっかりと遠望できる。

栃谷尾根コース

  昼食後、山頂を後にする。前回、陣馬高原下に下ったので今回は、栃谷尾根コースを下り藤野駅に向かう。先の合流点まで戻り、栃谷尾根コースを下る。気持ちの良い雑木林から植林帯の路となりどんどん下り、30分ほどすると展望が開け栃谷集落に入る。

 集落からは舗装道路、30分ほど下るとバス通りに出る。左に曲がると直ぐに陣馬登山口バス停。駅まで歩くつもりだったが、数分後にバスが来るようなのでバスで藤野駅に向かうことにする。

展望が開けると栃谷集落

陣馬山山頂からの展望(画像クリック→拡大)

更新日:2013/08/23