【大入道 ・ 剣ヶ峰】晩秋のツツジ群生地を歩く

山 名  大入道、剣ヶ峰
山行日  2010年11月7日(日)
参加者  10名
歩行時間  4時間37分(含む全休憩)
アクセス  マイカー
コース 小間々P→大入道→縄文ヤシオ→剣ヶ峰→最高点→八海神社→大間々台→小間々P
関連情報                          アクセスカウンター
地形図
▼日光 (20万)/塩原(5)/高原山(2.5)
参考HP 高原山:剣ヶ峰・大入道2007.6.3
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 駐車場 9:20 9:33
 沢 9:53
 大入道 10:38 10:49
 縄文ヤシオ 11:02
 昼食休憩 11:33 11:50
 剣ヶ峰 12:09
 最高点 12:27 12:30
 八海神社 12:40 12:57
 大間々台 13:40 13:43
 駐車場 14:10

 大入道は」、日光国立公園内に在る。日本三百名山の一つに選定されている高原山の最高峰、釈迦ヶ岳の北東約3Kmに位置している。剣ヶ峰は、釈迦ヶ岳から大入道へと延びる尾根上に在る。コース一帯は、シロヤシオ、アカヤシオ、レンゲツツジ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジなどの群生地であるが、もちろんこの時期はすっかり葉を落とした明るい落葉降り積もる路となっている。

小間々駐車場

 大入道・剣ヶ峰の道標に従い、小間々駐車場前の路を行く。名残の紅葉が彩りを添える晩秋の林、落ち葉が敷き詰められた広々した台地の路をしばらく行き、少し下って涸れた桜沢を渡る。

広々した小間々台を行く

  ひざ下ほどのササが生い茂る気持ちの良いプロムナードを緩やかに登り返し、再び下って水流のある沢を横切る。支流の小沢沿いをしばらく辿るとほどなく尾根に取りつく。路の要所には、赤布やペンキ印があり迷うことはない。

水流ある沢へと下る

小沢沿いを辿る

ササの中の登山路

  ダケカンバ林の下生えの笹に覆われた山肌にしっかりと踏み込まれた一筋の路。葉を落とした枝越に見上げる青い空に深まりゆく秋を思う。

  急傾斜の斜面にジグザグに切られた路、ゆっくりと高度を上げて行く。しだいにきつくなる傾斜が緩むと大入道の山頂は近い。

大入道山頂

山肌を紅葉に染めた前黒山

 山頂はなだらか、三角点と山名板がなければ気づかずに通過してしまうだろう。一休みして山頂を後にする。右側はスッカン沢へと急峻に切れ落ち、これを隔てて紅葉に染まる前黒山が望める。

縄文ヤシオ

  花の時期は超一級のおすすめコースと評判のシロヤシオ群生地をゆるやかに下る。縄文ヤシオの古木を経て、尾根に沿い小さなコブをいくつか越え、大佐飛山、男鹿岳、日留賀岳を一望できる小ピークで昼食とする。

ササに覆われた尾根道を行く




男鹿

大佐飛山

昼食休憩地より大佐飛山などを望む

剣ヶ峰山頂

 昼食後、これまでと同様、笹に覆われた尾根路をたどり剣ヶ峰へ。小広い山頂だが展望は優れない。山頂から少し下り釈迦ヶ岳への路を右に分け、しばらく行くと右方に雪に覆われた会津駒ヶ岳、三岩岳方面の山々が見て取れる。

岳樺とササの登山路

  ひと登りすると矢板市最高峰、剣ヶ峰より50mほど高い。これをゆるやかに下ると、積石塚が点在する賽の河原のようなガレ場に出る。八海山神社の小さな祠が祀られている。大きく展望が開け、格好の休憩地となっていて、高原山最高峰の釈迦ヶ岳が間近に見える。

八海山神社

  神社からの下山路は、見晴コースと林間コースがある。メンバーの多くが見晴コースを歩いたこともあり林間コースで大間々台に下る。レンゲツツジ群生地を抜けて小間々台の駐車場に戻る。

大間々台

三岩岳

会津

駒ヶ岳

雪に覆われた会津駒ヶ岳、三岩岳