【氷ノ山】古い峠路から登り東尾根を下る

関連情報
地形図
▼鳥取 (20万)/村岡(5)/氷ノ山(2.5)
参考HP 加藤文太郎が登った兵庫の山々
▼2002/10/05-
021005-氷ノ山                       アクセスカウンター
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 福定登山口駐車場 7:10 7:30
 氷ノ山越避難小屋 9:10 9:25
 氷ノ山山頂 10:15 10:30
 神大ヒュッテ 10:50
 東尾根休憩小屋 11:45 11:50
 東尾根登山口 12:05
 福定登山口駐車場 12:40
シリーズ   日本二百名山  
山 名  氷ノ山
山行日  2010年9月24日(金)
参加者  3名
歩行時間  5時間10分(休憩含む)
コース 福定登山口→氷ノ越→氷ノ山→神大ヒュッテ→東尾根→東尾根登山口→福定登山口

 単独行の加藤文太郎、新田次郎の小説を読んで感動した。彼は兵庫と鳥取県境の山脈を兵庫アルプスと呼び山歩きの訓練の場とし、兵庫槍と名づけた氷ノ山には何度も登っている。
 10年前、伯耆大山に登ったとき、氷ノ山にも登るつもりだったが果たせなかった。ようやく念願の山の頂を踏むことができた。

  氷ノ山は、鳥取県東南部に位置し、中国地方で伯耆大山に次ぐ第二の高峰であり、日本二百名山に選定されている。

  昨日は、扇ノ山に登り下山後、その北東方向にある「青少年旅行村」のバンガローに宿泊した。朝5時半頃出発、氷ノ山 福定登山口駐車場に7時過ぎに到着、立派なトイレもある。

福定登山口駐車場

不動滝をのぞむ平坦地でひと休み

地蔵堂

 身支度を整え、沢沿いの路を行く。布滝を見上げる辺りから沢を離れ、布滝の右沢と不動滝の左沢の中間尾根の急登となる。不動滝を望む『のぞき滝』の表示板が立つ平坦地でひと休み。このすこし先に地蔵堂がある。

 『のぞき滝』を後にし、ゆるやかな雑木林の路を行く。古くからの峠路でもあり歩き易く気分よく歩ける路だ。

古くからの峠路

 先客2組が休む氷ノ山越避難小屋でわれわれも遅めの朝食を軽くとる。小屋を後にすると、けっこう風が強く寒くもあるので雨具の上着を羽織る。

氷ノ山越避難小屋

  小屋からは鳥取と兵庫の県境の路を行く。ブナの自然林、起伏に富んだ尾根路を登りつめると仙谷登山口からの路と合流する。標高1380m、山頂まで0.5kmなどの道標が立っている。

兵庫、鳥取県境のブナ林の路を行く

 山頂の避難小屋でひと休み、ここも先客2組。外は嵐のような風が吹き荒れているが、予定通り東尾根を下る周回コースを行くことにする。

 コシキ岩の基部を巻き、丸太で補強された階段路を登り切ると霧に覆われた氷ノ山山頂に到着した。

氷ノ山山頂避難小屋

 山頂を後にすこし下ると、風はほとんど感じなくなる。ゆるやかに下っていくと「神大ヒュッテ」のある東尾根の分岐、左が東尾根への路だ。

神大ヒュッテ

人面岩

 人面岩を経て快適なブナ林を下り、こじんまりと洒落た東尾根休憩小屋に出る。

 休憩小屋からは急降下の階段路が続く。眼下にスキー場が見えるようになるとほどなく東尾根登山口降り立つ。舗装車道を30分ほどのんびりと下り、スタート地点の駐車場に着いた。

東尾根 ブナ林の路

東尾根休憩小屋

東尾根登山口