【森吉山】ブナと高山植物の古い火山の山
シリーズ | 日本二百名山 NHK-BS 花の百名山 |
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山 名 | 森吉山(もりよしざん) | |
山行日 | 2010年7月5日(月) | |
参加者 | 3名 | |
歩行時間 | 6時間40分(全休憩含む) | |
コース | ヒバクラコース登山口⇔ヒバクラ岳分岐⇔山人平⇔森吉山 |
関連情報 | |
地形図 |
▼ 秋田(20万)/森吉山(5万)/森吉山(2.5万) |
杣温泉旅館 | ▼日本秘湯を守る会会員 杣温泉旅館 TEL:0186-76-2311 日帰り入浴:\400 7:00〜20:00 |
参考HP | ▼森吉山 - Wikipedia ▼2010/06/27-森吉山〜日本二百名山&花紀行〜 ▼2008/06/22-森吉山 山行記録 LCC |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
登山口 | 8:15 | 8:20 | |
ヒバクラ岳分岐 | 10:20 | − | |
西ノ又コース分岐 | 11:00 | − | |
森吉山山頂 | 11:35 | 11:40 | |
山人平(昼食) | 11:50 | 12:15 | |
ヒバクラ岳分岐 | 13:10 | 13:20 | |
登山口 | 15:00 | 15:20 |
森吉山は“花の百名山”として知られているが、元祖 田中澄江さんの“花の百名山”には載っていない。これをベースにNHK BS で放映された“花の百名山”に選ばれた山である。
しかし、最近は山頂にたどり着くまでは、よほど珍しい花でもない限り花の写真を撮るのは控えている。構図を決め、息を止め風が凪ぐのを待つなど1枚の写真を撮るだけで仲間から大きく遅れてしまう。追いつくのに苦労するのはもちろんだが、それよりも登るペースが一定せず長時間の山歩きができなくなってしまうからだ。森吉山でも登りではほとんど花の写真は撮らずじまいだった。
山の花に関心をもって6,7年になる。一眼レフカメラにマクロレンズを付け、山の花の撮影をするのが山歩きの楽しみのひとつとなっている。
昨日泊まった日本秘湯を守る会の宿 杣温泉旅館を 7:45に出る。30分ほどで森吉山 ヒバクラコース登山口の駐車場に着く。登山口の案内標柱に森吉山頂7.1kと記されている。
杣温泉旅館
森吉山 ヒバクラコース登山口駐車場
ブナ林を行く
ブナの原生林の中をゆるやかに登っていく。比較的良く整備された登山路だが、平坦地では泥濘に難儀する。路端にはマイズルソウ、コイワカガミ、ゴゼンタチバナ、ギンリョウソウなどの花が咲いている。
ニッコウキスゲ咲くヒバクラ湿原を行く
丸太階段の急登を登りきり、木道をしばらく行くと“ヒバクラ岳分岐”の標柱が立っている。“森吉山頂上 3.4Km”と記されている。
ニッコウキスゲ咲くヒバクラ湿原の木道をしばらく行くと西ノ又コースを右に分ける。
山人平
ほどなくして山人平、森吉山屈指のお花畑だ。ヒナザクラ、ウラジロヨウラク、ハクサンチドリ、ミツバオウレンなどの花々が咲いている。
山頂付近に残る雪渓を登る
霧のお花畑を抜け雪渓を登るとほどなく森吉山山頂、一等三角点が埋設されている。
昼食後、花の写真を撮りながらのんびりと往路を戻る。
山頂は、濃いガスに覆われ展望はまったく利かない。風は冷たくジッとしていると寒くもある。早々に山頂を後にして、山人平のお花畑まで戻り昼食とする。
森吉山山頂