【秋田駒ヶ岳】噂に違わぬ花の山

シリーズ   日本二百名山    
山 名  秋田駒ヶ岳
山行日  2010年7月4日(日)
参加者  3名
コース 八合目→新道コース→男岳→阿弥陀池→新道コース→八合目
関連情報
地形図
▼秋田 (20万)/雫石(5)/秋田駒ヶ岳(2.5)
交通 ▼3日間パス:\12,000
▼バス:アルパこまくさ〜八合目 ¥600/片道
     田沢湖駅〜八合目 ¥1000/片道
参考HP 秋田駒ヶ岳 - Wikipedia
▼2008/06/28-秋田駒ヶ岳
▼2001/08/20-秋田駒ヶ岳

 BSで放映された「日本百名山」を見て山歩きをはじめた典型的中高年ミーハーハイカーにとって、地元及びその近隣の山を除き、日本百名山以外の山に登る機会は極めて少ない。

 静岡から埼玉に移住し2年半、ようやくあこがれの東北の山旅が実現した。JR東日本の“大人の休日倶楽部会員パス”を活用しての山行だ。

八合目登山口

 大宮駅発 8:02、田沢湖駅で降りる予定だったが、田沢湖駅のレンタカーが借りられずひと駅先の角館駅(10:48)で降り、レンタカーを借りる。マイカー規制のため“アルパこまくさ”でバスに乗り換え駒ケ岳八合目着12:45。午後になると雷雨が発生し易いこの時期としては、だいぶ遅い出発となった。

荒涼とした山肌を行く焼森コース

 登山口からしばらく行くと、山肌を露に荒涼とした焼森コースが左に分岐する。右は駒ヶ岳主峰の男女岳(女目岳)を巻くようにゆるやかに登る新道コース。

 路端は花の大競演。ハクサンチドリ、キバナノコマノツメ、アカモノ、ミヤマハンショウヅル、ウラジロヨウラクなどなど数え上げたらきりが無い。

片倉岳展望台より片倉岳を望む

 しばらくいくと片倉岳展望台。ここから田沢湖が見えるそうだが残念ながら見通しはきかない。赤・白・黄色の花に彩られた路は、被写体のオンパレード、なかなか先に進めない。

新道コース

 やがて木道となり、男女岳と男岳の間の平坦地導かれる。直進は阿弥陀池を経て男女岳、右に曲がると男岳の分岐。ここでで軽く食事をして先ずは男岳に向かう。

木道の先に阿弥陀池

 少し登るとカルデラの鞍部、眼下に阿弥陀池が一望できる。

阿弥陀池一望

  鞍部で右に曲がり、花咲く急登の尾根をひと登りすると男岳の頂だ。ここも残念ながら濃いガスで遠望はきかない。

男岳山頂

 阿弥陀池分岐まで戻り、池を半周して男女岳に登りはじめたとたんポツリポツリと雨模様。池の畔に建つ避難小屋まで戻り様子を見るも雨はだんだん強くなり、遠くに雷鳴も聞こえる。

  撤退を決める。だんだん強くなる風雨、雷鳴も近づいている。急いで往路を戻る。八合目小屋はバス待ちの人でいっぱい。しばらくして来たバスに乗ったとたん、近くに落雷したようだ。ものすごい雷鳴が響く。

 今度は早朝からの再訪を誓い、あこがれの秋田駒ヶ岳を後にする。「また来ます!」

2010/07/04 秋田駒ヶ岳に咲く花(画像クリック→拡大)


ハクサンチドリ

ウラジロヨウラク

アカモノ

マルバシモツケ

ズダヤクシュ

ミヤマハンショウヅル

コイワカガミ

マイヅルソウ

オオバキスミレ

オノエラン

ツマトリソウ

ミヤマダイコンソウ

ベニバナイチゴ

ムシトリスミレ

ヨツバシオガマ

エゾツツジ

ヒナザクラ

チングルマ
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