【赤城山(黒檜山、駒ヶ岳)】連山の最高峰から展望の尾根をたどる

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山 名  赤城山(黒檜山、駒ヶ岳)
山行日  2010年5月28日(金)
参加者  3名
歩行時間  3時間30分(除く昼食休憩)
コース 赤城神社駐車場→登山口→黒檜山→駒ヶ岳→登山口→赤城神社駐車場
関連情報                    アクセスカウンター
地形図
▼宇都宮 (20万)/沼田(5)/赤城山(2.5)
読み仮名 ▼黒檜山:くろびやま  ▼大沼:おの
参考HP 赤城山案内
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 赤城神社駐車場 9:55 10:16
 黒檜山登山口 10:25
 猫岩 10:40
 黒檜山 11:40 12:30
 大ダルミ 13:00
 駒ヶ岳 13:15 13:25
  赤城神社駐車場 14:30 15:00

 赤城山は、山上の火口湖 大沼(おの)を囲むように連なる黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳など複数の峰を総称した呼称である。

赤城神社より大沼越の黒檜山

 赤城神社の駐車場に車を停め黒檜山登山口に向かう。山頂から西に落ちる尾根は短いが急登の連続だ。

黒檜山登山口

 点在するトウゴクミツバツツジが咲く樹林帯の登りにひと汗かくと猫岩、振り返ると地蔵岳を背に大沼が一望できる。

 赤城公園ビジターセンターに立ち寄り山野草の開花状況などを尋ねたが周辺は芽吹きはじめたばかり、少々早過ぎたようだ。

 十数年前、テレビ番組 『日本百名山(NHK-BS)』 を見て触発され山登りはじめたばかりのころ、ただただ頂を踏んだ山の数を増やしたくて雨の中を登って以来、二度目の赤城山である。

トウゴクミツバツツジ咲く路を行く

猫岩付近より地蔵岳を背の大沼

  引き続き、巨石のゴロゴロした急登が続く、体調不良のせいか足元が覚束ない。前回、雨にもかかわらずなんの苦もなく登ったのがうそのようだ。それでも、同じように苦闘している何人かのハイカーを追い越す。

岩ゴロの急登

 黒檜山と駒ヶ岳を結ぶ稜線に出ると黒檜山山頂は直ぐだ。皇海山、日光白根山などがはっきりと望める。やわらかな日差しとさわやかな風の下、ゆっくりと昼食をとる。

黒檜山山頂

  山頂を後に駒ヶ岳に向かう。御黒檜大神を左に見て、急斜面の丸太土留めの階段を湖面までもかと思えるほどどんどん下る。

駒ケ岳に向かって

  鞍部まで下り木製階段を登り返すとあっけなく駒ヶ岳山頂、うっかりすれば通り過ぎてしまうほど地味な山頂だ。

大ダルミより階段路の登り返し

  山頂から尾根通しのゆるやかな下りは、西に方向を変えると無粋な鉄製の長い階段が設けられた山腹の急降下となる。樹林帯の路を大きくジグザグに下降していくと駒ヶ岳登山口に下り立つ。車道を赤城神社の駐車場までツルキンバイなど野草の写真を撮りながらのんびりと車まで戻る。

長い鉄製階段終点