岩戸山山頂より日金山を振り返る

相模湾を見下ろし石仏の道を下る

ハコネザサ生える路を岩戸山に向かう

地蔵信仰の東光寺に納められた多数の地蔵

登山口

東光寺参道を登山口に向かう

【岩戸山】石仏の路をたどる展望のハイキング

山 名  岩戸山
山行日  2009年12月26日(土)
参加者  15名
歩行時間  5時間16分(除く昼食休憩)
コース 落合橋→東光寺→十国峠→笹の広場→岩戸山→笹の広場→石仏の道→土沢→西山バス停
関連情報                   アクセスカウンター
地形図
▼ 横須賀/熱海/熱海
交通 ▼JR:大宮駅6:08⇒8:29大船駅8:39⇒9:35湯河原駅
▼バス:湯河原駅9:50⇒10:00落合橋 
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 落合橋BS 10:00 10:10
 登山口 10:45 10:50
 東光寺 12:10 12:15
 姫の沢公園 12:20 13:50
 岩戸山 14:30 14:35
 西山BS 15:50 16:03

  岩戸山は箱根外輪山の南側、熱海の北側になだらかな稜線を描く山であり、日金山(十国峠)に連なる笹とカヤトの尾根は、富士山や伊豆七島の展望に優れ、標高差も少なく家族連れや高齢者でも安心して歩けるハイキングコースである。

 青春18切符を利用しての山歩き、大宮駅発7:06、湯河原駅着9:35、バスは10分間隔で出ており、トイレなどゆっくりと身支度を整えてバスに乗る。

  落合橋バス停からのコースは東光寺への参道であり、橋の袂に“日金山道基点”と彫られた石柱が立っている。風情のない車道を行くのだが、道端には一丁(109m)毎に丁仏(丁石)が置かれていて情緒を醸し出している。

 十九丁目が登山口、車道と別れ山路に入る。常緑樹林帯の沢沿いの路、岩や木々は苔むし原生林を思わせる。

 二十一丁目の先に“日金登山半程”と彫られた丁仏石があり、日金山東光寺までの中間地点であることを示している。

沢沿いの路を行く

“日金登山半程” 丁仏石

マメヅタに覆われた樹木

 二十八丁で林道を横断するとほどなく水源地、さらにアセビの密生する路を登り詰めると稜線に出る。左は岩戸山へ、先ずは右の東光寺へ向かう。

芝生広場から富士山(2009/12/18)

 東光寺に参拝し境内を抜け姫の沢公園入口前の石段を上り十国峠にたどり着く。広々とした芝生の公園、昼食休憩に最適の場所だがあいにく富士山は見えず風は冷たい、姫の沢公園入口まで戻りここで昼食とする。

 おしるこ、甘酒、焼肉、さつま揚げや竹輪焼き、さらには湯河原の駅前で仕入れた鯵の干物を焼くなど大宴会の後、岩戸山に向かう。

姫の沢公園入口付近で大宴会

 稜線出合いまで戻り、笹の広場の分岐で帰路に使う石仏の路を右に分け岩戸山を往復する。ほとんど平らな路の両側は背よりも高くハコネザサが生え景観を妨げているのが残念だ。

 岩戸山山頂から振り返り見る日金山は意外に遠くに見える。眼下には熱海の街並、相模湾に浮かぶ初島などが眺められる。

 土沢集落から先のハイキングコースは猪罠を仕掛けてあるため2月半ばまで通行止めで西山バス停まで車道を下る。

 山頂を後に笹の広場まで戻り、石仏の道を下る。石仏が点在するカヤトの広々した路、前方に相模湾を見ながらの快適な尾根下りだ。