【虎秀山】入門 地図読み山行
山 名 | 虎秀山(こしゅうやま:320.4m) | |
山行日 | 2009年11月28日(土) | |
参加者 | 3名 | |
歩行時間 | 5時間(全休憩時間含む) | |
コース | 東吾野駅→虎秀山→顔振峠→587m峰→468m峰→357m峰→下長沢→吾野駅 |
関連情報 | |
地形図 |
▼東京/川越/飯能 |
交通 | ▼さいたま新都心駅7:43⇒9:05東吾野駅 交通費:JR \380x2 西武 \360+410 |
参考資料 | ▼新ハイキング 09年12月 650号 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
東吾野駅 | 9:05 | 9:15 | |
登山口 | 9:25 | − | |
虎秀山 | 10:10 | 10:20 | |
車道 | 11:25 | 11:35 | |
顔振峠 | 11:55 | − | |
587m | 12:15 | 12:40 | |
468m | 13:05 | − | |
357m | 13:30 | 13:35 | |
下山口 | 13:55 | − | |
吾野駅 | 14:15 | − |
虎秀山は、西武池袋線 東吾野駅の北方1kmの辺りにある標高320.4mの山であるが、2.5万地形図に山名は記されていない。来年の干支の山として気軽に登れるからだろうか、月刊誌『新ハイキング 09年12月 650号』に紹介されている。この記事の『虎秀山〜顔振峠』に加え、顔振峠東側の尾根を下ることにする。
9時過ぎに東吾野駅、好天に誘われ多くのハイカーが目に付く。駅前から端正な三角形の虎秀山を望むことができる。
東吾野駅前より虎秀山(中央)を望む
国道299号線に出て左折、300mほど行くと左に小さな郵便局があり、国道を挟みその反対側の駐車場の右隅奥の民家脇が登山口だ。道標はもちろん目印のテープひとつ見当たらない。
虎秀山登山口
いきなり竹やぶの中の急登だが路は意外としっかりしている。10分ほどで平坦になりほどなく鉄塔下に出る。さらにひと登してピークを越え鞍部に下る。
意外としっかりした虎秀山への路
虎秀山山頂
しばらくゆるやかな傾斜の路を行き再び、とんでもない急登をこなすと虎秀山山頂に出る。山頂には4等三角点はあるが標識も展望もない。
ひと休みして目の前に立つ鉄塔へと急坂を下る。以後、緩やかな起伏の尾根歩きがしばらく続く。阿寺への路を右に分けると10分ほどで車道に出る。
起伏ゆるやかな尾根路
しばらく車道を行き、摩利支天を経て顔振峠に向かう。大勢のハイカーで賑わう顔振峠を素通りしてさらに車道を行き、587mピーク目指して左の林道に入る。
587mピークへの分岐
587mピーク
ここからが本日のメーン・イベント。468m、357mと南に連なる尾根を行き下長沢の集落へと下る予定だ。昭文社地図にも2.5万地形図にもいっさい路は記されていない。
林道は直ぐに途切れ路なき斜面を登り587mの狭いピークにたどり着く。展望はまったくないがここで昼食とする。
路なき斜面をしばらく下ると意外にもしっかりした作業のためと思われる路がついている。これを下っていくと吾野駅から関八州見晴台をつなぐりっぱなハイキング路にぶつかる。
しっかりした路がついている
十字路の尾根通しの路は通行止め
直進する尾根路は通行止めを意味する木などが置かれているが、しっかりした路は続いている。468mピークに登り返す辺りから踏み跡はあやしくなる。468mピークを越え鉄塔下を抜けると再び作業路らしき踏み跡があらわれる。
本日最後のピーク357m峰でひと休み。ベテラン2人に勧められ、ほとんど地図読みのできない私が先頭を行くことにする。頂上付近はどこでも尾根がはっきりしない。もちろん踏み跡もないので磁石で方向を定め下りはじめる。
357mピーク
地図と磁石を頻繁に見ながら慎重に下る。やがて尾根が認識でき、薄っすらと踏み跡らしき路もあり無事下山口に着く。もちろん道標も目印もなく逆コースをとるのは難しいだろう。下山口から20分ほど車道を歩き吾野駅に着く。
下山口