【今倉山、道志二十六夜山】道志山塊一番の展望
シリーズ | 山梨百名山 前 次 | |
山 名 | 今倉山、道志二十六夜山 | |
山行日 | 2009年11月21日(土) | |
参加者 | 13名 | |
歩行時間 | 6時間20分(除く昼食休憩) | |
コース | 道坂トンネル→今倉山→赤岩→二十六夜山→西川→赤坂駅 |
関連情報 | |
地形図 |
▼ 甲府/都留/都留 |
交通 | ▼南浦和駅6:19⇒高尾駅⇒大月駅⇒8:35都留市駅9:10⇒9:40道坂トンネルBS ▼交通費:\3730 電車:ホリデーパス \2300 大月駅−都留市駅 \450 赤坂駅−大月駅 \370 バス:都留市駅−道坂トンネル \610 |
推薦HP | ▼2009/10/31 今倉山−山梨百名山 ▼2006/08/27 今倉山 ▼2001/11/25 山の写真集(今倉山・二十六夜山) |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
登山口 | 9:40 | 9:45 | |
今倉山 | 11:00 | 11:20 | |
御座入山 | 11:35 | − | |
赤岩(昼食) | 12:05 | 12:50 | |
林道横断 | 13:35 | − | |
二十六夜山 | 13:50 | 14:10 | |
林道出合 | 15:45 | − | |
赤坂駅 | 16:50 | 17:04 |
今倉山は、道志山塊のほぼ中央、都留市と道志村の境に位置し山梨百名山にも選定された山である。
二十六夜山は、道志山塊の西端にあり、田中澄江著 『新・花の百名山』に紹介されている。山名は、江戸時代に盛んだった旧暦の1月と7月の26日の夜に行われた月待ちの行事に由来すると山頂の案内板に記されている。
登山口(道坂トンネル入口)
6:19 南浦和駅発、高尾駅発 7:26、大月駅で富士急行線に乗り換え、8:35都留市駅着、9:10発のバスに乗り登山口の道坂トンネルに9:40到着する。
トンネル入り口脇に立つ『今倉山周辺案内図』板の前から取り付き、ひと登りで尾根に出る。道志の谷を隔てて丹沢の山々が望める。今倉山へは左の尾根路を行く。右は御正体山への路だ。すっかり葉を落としたカラマツ林の路端にはいたるところ、まるで耕したかのような猪の掘り返し跡が目に付く。
いたるところ猪の堀跡が目に付く尾根路
今倉山山頂
登るに従い、背後に見える御正体山の上に富士山が頭をもたげだす。富士山頂が見え出してから20分ほどで今倉山山頂(東峰)に着く。三角点や『山梨百名山』の標柱があるが、潅木に囲まれ展望はあまり優れない。
今倉山を後にして赤岩に向かう。密生した潅木帯を抜け御座入山(西峰)を越えしばらくすると展望が開け、真っ青な空の下、雪を被った富士山に歓声があがる。
青空に聳える富士山(左:御正体山、右:鹿留山)
赤岩より富士山望む
再び潅木帯を抜け、展望抜群の赤岩に着く。南アルプスや秩父の山々などが一望できる。双眼鏡を覗くと地蔵岳のオベリスクや金峰山の五丈岩もはっきりと確認できる。
昼食後、赤岩を後にし、落ち葉の降り積もった路をどんどんくだる。前方に二十六夜山が見えしばらくすると尾根を断ち切った舗装林道に下り立つ。
落ち葉の路をどんどん下る
尾根を切り裂く林道、前方に二十六夜山
林道を横断し再び山路に入り、15分ほどで二十六夜山に着く。山頂には、2等三角点や二十六夜脊柱、名山案内板などがある。
最後の展望をたっぷりと楽しみ下山にかかる。分厚く降り積もった落ち葉の路は下るに従い、名残の紅葉が彩りを添える。
やがて尾根路と別れ涸れ沢に下り立つ。沢沿いにしばらく下ると車道に突き当たる。富士急行線赤坂駅まで延々と続く舗装道路歩きのはじまりだ。
二十六夜山山頂
下るに従い名残の紅葉が…
赤坂駅へ夕暮れ迫る山里の道を行く
前方に見える二十六夜山に向かって