【鍋足山】小粒でも変化に富んだ魅惑のコース
山 名 | 鍋足山 | |
山行日 | 2009年11月1日(日) | |
参加者 | 13名 | |
歩行時間 | 3時間46分(除く昼食休憩) | |
コース | 大中神社→鍋足山→三角点峰→猪ノ鼻峠 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
大中神社 | 9:15 | 9:26 | |
登山口 | 9:45 | − | |
鍋足山 | 10:40 | 11:00 | |
三角点峰 | 12:20 | 13:10 | |
猪ノ鼻峠 | 14:00 |
鍋足山は茨城県北部の里美村にあり、低山ながら展望とスリルたっぷりの山歩きが楽しめる里山である。
南浦和を出て2時間半、9:15大中神社前に着く。
狭い舗装林道をしばらく行くと道端に大きなキノコが何本も生えている。嬉々としてキノコを狩る勇気のある者も。地元の方の言によると、“アミタケ”で、食べられるが、食べる人は少ないそうだ。
20分ほどで林道終点、大きな案内板の立つ登山口だ。樹林の中のしっかりと踏まれた路は、傾斜も緩やかで歩きやすい。
大きな案内板の立つ登山口
集塊岩の急斜面を登ると一気に展望が開け、ほどなく一本松の生える鍋足山山頂。眼下に広がる色づいた木々の彼方に奥久慈の山々が望める。
集塊岩の急斜面を登ると展望が開ける
鍋足山山頂
鍋足山山頂より岩峰越に奥久慈の山々
鍋足山のスリルある核心部は山頂から先、早々に山頂を後にする。「本当にここを下るの!」と思えるほどの踏み跡薄い急斜面、次いでスリル満点の稜線歩き、足下の岩が滑りにくい集塊岩なのがせめてもの救いだ。
スリルある核心部を行く
通行止めの岩峰を巻くため大きく下る
尾根通しの路は通行止め、岩峰を巻くために奈落の底へと思えるほどに急斜面を下る。登り返して尾根路に戻り一休み。あまりの緊張のためか言葉数も少ない。
尾根路のアップダウンを繰り返し、紅葉のトンネルを抜け、最後の露岩を攀じると本日最高の三角点峰に出る。樹林に囲まれ展望は優れないがここで昼食とする。
三角点峰山頂
あとは猪ノ鼻峠に向かって下るだけと思いきや下って登っての繰り返し、ロープの張られた難所もある。標高550m程度の小粒の山でありながら最後まで変化に富んだ山歩きを楽しませてくれた。
下山路の難所
猪ノ鼻峠