【矢平山】中央沿線の静かな山

山 名  矢平山
山行日  2009年10月29日(木)
参加者  15名
歩行時間  5時間(除く昼食休憩)
コース 梁川駅→塩瀬大橋→登山口→寺下峠→矢平山→大地峠→川合峠→四方津駅
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 梁川駅 8:34 8:50
 登山口 9:20
 寺下峠 10:45 10:50
 矢平山 11:40 12:30
 大地峠 12:55
 川合峠 14:05 14:15
 四方津駅 14:40 アクセスカウンター

 矢平山は、中央沿線、道志山塊の一角にある小さな山で、展望にも恵まれないため訪れる人も少なく静かな山旅が楽しめる。

  8:02 高尾駅発、30分ほどで梁川駅に着く。駅前の甲州街道を西に700mほど行き右折、角に“寺下峠、倉岳山”の道標が立っている。塩瀬大橋で桂川を渡り、20分ほどすると車道を横断しそのまま山路に入る。

登山口

 落ち葉の積もった沢沿いの路を行く。山腹にとりつきジグザグにしばらく登ると、長いロープが張られたやや崩壊気味の斜面となる。

沢沿いの路を行く

崩壊地斜面

 慎重にこれを抜けると左方に端正な三角錐の矢平山が姿を現し、5分ほどで寺下峠に着く。

矢平山が姿を見せる

寺下峠

 峠から数回アップダウンを繰り返し、岩まじりの崩れやすそうな灌木帯の尾根を登り、明るく色づきはじめた雑木林になると斜面もゆるやかとなり、ほどなく矢平山山頂に出る。3等三角点の設置された山頂は樹木に囲まれ展望はないが、ここで昼食とする。

雑木林の尾根路

矢平山山頂(標識は拡大合成)

こんな山奥にもりっぱな舗装林道が…

 山頂を後に大地峠へと下り、その少し先で工事中の林道に出る。とても山奥の道とは思えないほどりっぱな舗装道路だ。舗装道路を鍵型に横断し再び檜林に入ると、“御座敷の松”なる武田信玄ゆかりの松の解説板が立っている。かつてこの辺りで金の採掘が行われていたらしい。

石仏の置かれたかつての峠路