【早春の比企丘陵を歩く】

山 名  仙元山、大日山、大平山
山行日  2009年3月21日(土)
参加者  10名
歩行時間  4時間16分(除昼食休憩)
コース 小川町駅→仙元山→大日山→物見山→小倉城址→大平山→武蔵嵐山駅
関連情報                       アクセスカウンター
地形図
▼ 宇都宮/熊谷/武蔵小川
交通 ▼大宮駅8:36⇒8:59川越駅9:17⇒9:56小川町駅
  \320(JR)+\450(東武)

関連HP 2008年7月5日 仙元山〜大平山縦走

百庚申
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 小川町駅 9:56 10:10
 登山口 10:30
 百庚申 11:00 11:03
 仙元山 11:07 11:12
 大日山(昼食) 11:50 12:30
 物見山 12:53 12:58
 小倉峠 13:34
 小倉城址 13:40 13:49
 車道 14:08
 大平山登山口 14:23
 大平山 14:30 14:45
 高札場跡 15:05 -
 武蔵嵐山駅 15:35 -

 駅から駅へと標高200〜300mの比企丘陵をたどる。仙元山、大日山、物見山、大平山と四座の縦走。加えて、青山城址・小倉城址・高札場跡など歴史探訪も兼ねるぶらり旅。山麓には、ほころびはじめた桜、満開のハクモクレン、畑一面の菜の花、山中に点在するシュンランなど、早春のおだやかな日和の一日を楽しんだ。

  大宮駅発 8:36 と、いつになくゆっくりとした集合、東武東上線 小川町駅を10時過ぎに出発。街中を南下すること20分ほどで登山口に着く。目指す仙元山は、左前方に見えているし要所に道標もあるので迷うことはない。

左前方に仙元山を見ながら槻川を渡る

 天満宮の鳥居の傍らに“仙元山遊歩道”の道標が立っている。遊歩道の傾斜はゆるやかで、よく踏まれていて歩きやすい。道標もしっかりしている。

仙元山遊歩道

百庚申

 百庚申を経て都心のビル群が望める展望台を過ぎるとすぐに仙元山山頂にたどり着く。山頂は北側のみ展望が開け、見下ろす小川町市街の彼方に日光方面と思われる山々が薄っすらと白く見える。

仙元山山頂より小川町市街、背後に日光の山々

  山頂を後にするとほどなく堀切跡を経て青山城跡、引き続きゆるやかなアップダウンを繰り返し三角点のある大日山に着く。東側のみわずかに開け笠山、大霧山が見える。ここでゆっくりと昼食。

大日山山頂より笠山を望む

堀切跡

  再び緩やかな登り下りを繰り返す。路端の枯葉の中から顔を出しているシュンランがときおり目につく。芽吹きはじめの木々を通す風が心地よい。樹木に囲まれまったく展望がない物見山を経て、仙元大日神社と彫られた大きな石碑や石灯篭など立つ、なにやら曰くありげな場所に出る。

仙元大日神社碑(中央奥)

  石碑から徐々に高度を下げた路は小倉峠から再び登りとなる。しばらく登ると放置された榾木、よく見ると食べられそうなものもあり、何人かが椎茸狩りに興じる。

小倉峠

  その直ぐ先が小倉城址、大きな石碑と城郭案内図が設けられている。城址を後にしても放置された榾木が点在する。つど足を止めては椎茸探し、スーパーの袋が満杯になる。

小倉城址

  榾木が見当たらなくなり、尾根路を車道まで一気に下る。これを左折し車道をしばらくたどり、槻川に架かる谷川橋を渡った少し先で右折、再び山路に入り大平山を目指す。

大平山登山口に向かってしばらく車道を行く

  大平山山頂からは、嵐山町の市街地が一望できる。山頂から擬木の階段路を下り、春日神社を経て嵐山町郊外に降り立つ。

大平山下り

  江戸幕府の御触れを掲げた高札場跡や元享三年(1323年)と刻まれた板石塔婆など歴史の街を感じさせる遺跡を見、国道254線を横切りゴールの嵐山駅に向かう。

高札場跡

更新:2013/02/22