【松倉山】一等三角点の里山

山 名  松倉山
山行日  2009年2月16日(月)
参加者  4名
歩行時間  約2時間30分(休憩含む)
コース 登山口→七曲り→松倉山→観音堂→登山路分岐→ヤブコギ→戸越集落→登山口
関連情報                     アクセスカウンター
地形図
▼ 水戸/烏山/烏山
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 登山口 9:45 9:55
 七曲り 10:14
 松倉山 10:34 10:58
 観音堂 11:04 11:10
 山路分岐 11:19
 畦道 11:58
 登山口 12:25

  松倉山は、福島県白河市南部から茨城県と栃木県の県境付近を南下し、筑波山にいたる八溝山系に属す一等三角点の山である。山頂付近には、室町時代の仏像などが安置されている観音堂がある。

民家脇の登山口

  登山ルートは何本かあるが今回は、茂木町甲からのルートを登り、尾根筋を戸越集落に下る予定だ。

  登山口の甲バス停付近に駐車場はなく、地元の方の勧めもあり登山口付近に路駐させてもらう。

登山口付近に路駐

 舗装参道はしばらくすると土の道となるが、幅広でよく踏まれておりとても歩きやすい。15分ほどで“西ノ上 入口へ560m、観音堂まで1100m”の道標が立っている。

  民家脇に“松倉山上観音堂”の大きな案内板と“松倉山観音仏像”の道標と“松倉山表参道”と彫られた石碑が立っている。

七曲り付近の登山路(参道)

  さらに5分ほどで“七曲り”の道標が立つ杉並木の参道となる。この付近は、左側が大きく伐採され見晴らしが良い。

石仏が置かれた切通し

固定ロープが張られた松倉山への登山路

  帰路にたどる予定の小ピークへの路を右に分けさらに参道をしばらく行くと小さな石仏が安置された切通しに出る。右に急坂の踏み跡が分岐し、固定ロープが備えてある。

  分岐から数分で、一等三角点と小さな祠がある小広い山頂に着く。樹木が邪魔してさほどの展望は得られない。

松倉山山頂

観音堂への石段

  分岐まで戻り参道を少し進むと観音堂、お参りをして往路を戻る。

参道から登山路分岐

  切通しの少し先から左の山路に入る。小ピークの少し先までそこそこの踏み跡があったが、やがて踏み跡は消えヤブコギとなる。

 立ち木を頼りに急坂を下り沢筋に出る。明らかに予定のルートより左に大きくズレてはいるが、踏み跡らしき路やFも目につく。参道から山路に分岐してから40分ほど苦闘したことになる。

しばしの苦闘の後、沢筋に降り立つ

  沢筋をたどると10分余りで畦道に出る。段々畑を右に見てしばらく行くと車道にぶつかる。のどかな山村の道を20分余りのんびりと歩き車に戻る。

  尚、烏山町側からは、観音堂近くまで林道が通じていて終点には駐車スペースもあるようだ。

山里の畦道にを行く(画像クリック→拡大)