【仙人ヶ岳】沢筋や岩尾根など変化に富んだ周回コース

山 名  仙人ヶ岳
山行日  2009年2月7日(土)
参加者  2名
歩行時間  4時間30分(除く昼食休憩)
コース 岩切登山口→生不動尊→熊の分岐→仙人ヶ岳→熊の分岐→犬帰り→猪子峠→岩切登山口
関連情報                       アクセスカウンター
地形図
▼ 宇都宮/桐生及足利/番場
交通 ▼大宮7:00⇒岩槻IC⇒佐野藤岡IC⇒8:50登山口
  片道約90km  高速料金:\1050(一部通勤割引)
推薦HP ▼2003/04/13-Day Trekker【仙人ヶ岳 安蘇】
▼2003/02/02-仙人ヶ岳
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 登山口駐車場 8:50 9:00
 生不動尊 9:35 9:40
 熊の分岐 10:18 10:23
 仙人ヶ岳 10:45 11:00
 熊の分岐 11:20
 561mピーク 11:30 11:40
 犬帰り 12:10
 511mピーク 12:20 13:00
 猪子峠 13:50
 登山口駐車場 14:10

  仙人ヶ岳は、栃木県足利市と群馬県桐生市との境に位置し、栃木百名山の一山である。今回は、岩切登山口から沢沿いの路を登り、岩まじりの尾根路を下る周回コースとした。

県道沿いの駐車スペース

  岩切登山口の近くに数台分の駐車スペースがある。県道をトンネル側へ少し行った路肩にも数台の車が停まっている。

  大きな案内板に従い県道を左に折れるとすぐに木製の鳥居をくぐる。10分ほどでカタクリ群生地の標柱が立つ脇を通り抜ける。

鳥居をくぐり沢沿いの路を行く

落ち葉の降り積もった沢沿いの路を遡る

  丸木橋の架かった沢を左右に渡りながら落ち葉の降り積もった雑木林の路をゆるやかに遡る。

生不動尊の神楽殿

  不動沢の滝を経て、鳥居から30分ほどで生不動尊に着く。岩穴に祀られた祠の前に神楽殿が建っている。その少し先に入口が金網に覆われたマンガン採掘鉱跡がいたるところに見られる。

  沢がだんだん細くなり、源頭部付近にも地元の小学生たちが立てた案内板があり“熊の分岐へ きつい難所”と、書かれている。

源頭部付近

  源頭部付近からは、きつい登りとなるが10分ほどで稜線上の熊の分岐に出る。右は、帰路に使う猪子峠への路、先ずは左の仙人ヶ岳を目指す。

熊の分岐

稜線の路を仙人ヶ岳に向かう

  アカマツが目立つ自然林の尾根路、樹間から雪化粧した男体山が見える。20分ほど行くと広い仙人ヶ岳の東のピーク、赤雪山への分岐を示す道標が立っている。

樹間から姿を見せる男体山

  分岐の少し先が明るく広々した仙人ヶ岳の山頂.。三角点はあるが、樹木に囲まれあまり展望はよくない。
 山頂には、テントを張り鍋を囲んで談笑中の4人パーティーだけだったが、しばらくすると次々とハイカーが登ってきた。しばらく休んで山頂を後にする。

仙人ヶ岳山頂

561mピーク、眼下に松田湖

  熊の分岐まで往路を戻り、右に登ってきた沢コースへの路を分け猪子峠へ向かう。露岩の痩せ尾根をしばらく行くと561mピーク、大きく展望が開け、左に赤雪山、眼下に松田湖が見下ろせる。

岩尾根を行く

犬帰りの岩場

  何度もアップダウンを繰り返し、岩稜帯を経て犬帰りの難所に出る。10mほどの岩場の垂直下りだが、左に巻く路もある。太いクサリを頼りに中ほどまで下るとちょっとした振り子トラバースもあるが、さしたる問題もなく下りつく。

  511mピークでゆっくり昼食、小さなアップダウンをこなし猪子峠、深高山への路を分け道標に従い、小俣方面に杉林の中を下る。ほどなく車道に出て、10分ほどで登山口近くに停めた車に戻る。

このトンネルの上を越え車道に回りこむ