【諏訪岳、唐沢山】展望と城址探訪のハイキング
山 名 | 諏訪岳、唐沢山 | |
山行日 | 2009年2月1日(日) | |
参加者 | 29名 | |
コース | 多田駅→京路戸峠→諏訪岳→京路戸峠→唐沢山神社→田沼駅 |
栃木県佐野市(旧田沼町)の東に小さな連山があり、その北端の最高峰が諏訪岳である。栃木百名山のひとつでありこれと、山全体が唐沢城址公園となっている唐沢山を結んだコースは、駅から駅へ歩ける冬場にお勧めのハイキングコースである。
コースの大部分は、“関東ふれあいの道”として整備されているので家族連れでも安心して歩ける。駅から駅へとゆっくり歩いて4時間程度。
正面に見える諏訪岳に向かって秋山川を渡る
諏訪岳への路
“熊が出没” の注意書きも
コース中、京路戸峠から諏訪岳山頂までは本格的な山路でかなりの急登であるが、眼下には田沼の市街地、その彼方には男体山や皇海山など日光・足尾の山々を眺めることができる。振り返れば、かすかに富士山も見える。
三角点はあるが諏訪岳山頂は、狭い上に潅木に囲まれ眺望はいまひとつである。立木にくくられた小さな山頂標識がめにつく。
諏訪岳山頂
京路戸峠まで戻り唐沢山に向かう。小ピークを5,6回登ったり巻いたりする登山路は道標もありしっかりと踏まれている。290mピークから先は、登山路と林道が平行し唐沢山神社まで続いている。
唐沢山へ向かってよく整備された路を登る
本丸跡に建つ唐沢山神社
神社は唐沢山城の本丸跡に建ち、周囲一帯は関東地方には珍しい石垣造りの戦国城郭跡であり、当時をしのぶ遺跡が数多く見られる。
唐沢山を振り返る
神社を後にすると30分ほどで車道に出る。しばらくして振り返ると唐沢山の全貌が見え、30分ほど行くと田沼駅に着く。