【能岳・八重山】冬場に格好の展望ハイキングコース

山 名  能岳、八重山
山行日  2009年1月18日(日)
参加者  29名
歩行時間  4時間30分(除く昼食休憩)
コース 新井バス停→登山口→能岳→八重山→506峰→展望台→登山口→根本山→牛倉神社→上野原駅
関連情報              アクセスカウンター
地形図
▼ 東京/上野原/上野原
交通 ▼南浦和駅7:33⇒9:06上野原駅 往復:¥2,220
▼上野原駅⇒新井バス停 ¥240
問合せ先 ▼上野原市役所経済課 0554-62-3119
▼富士急山梨バス    0554-63-1260
推薦HP ▼2007/11/26−能岳
▼2006/04/09−能岳
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 新町バス停 9:30 9:40
 登山口 10:20 10:05
 能岳 11:26 11:36
 八重山 11:47 12:28
 展望台 12:40 12:50
 登山口(車道) 13:19
 根本山 14:11 14:20
 牛倉神社 14:27 14:32
 上野原駅 14:50 14:55

  上野原市街地北方の能岳一帯は、最近、八重山ハイキングコースとして家族向きの歩きやすい路が整備されつつある。低山にもかかわらず富士山や丹沢・道志山塊はじめ雨降山・扇山、石老山、倉岳山などの大展望が楽しめる、冬場に最適のコースである。

 参加者29名の大部隊、上野原駅前からバスで13分、新井バス停で降車。軽い体操で身体をほぐし 9:40 出発。バス停で二股に分かれる車道の右の道を20分ほど行くと、右に上り勾配の簡易舗装道が分岐する。分岐には“八重山ハイキングコース”の道標が立っている。

登山口:車道右に上り勾配のハイキングコースが分岐する

  分岐から少し行くとよく踏み込まれた山路となる。しばらく植林帯が続くがほどなく葉が落ち明るい雑木林の路となる。

能岳山頂への残雪の急登

 北斜面で薄っすらと残雪に覆われた急登をひと登り、本日一番の難所をこなすと能岳の一角に出る。

よく整備され歩きやすいハイキング路

  コウヤボウキの綿毛が覆う路を少し行くと能岳山頂に着く。疎林に囲まれ展望はいまひとつである。

能岳山頂付近のコウヤボウキ群生地

鞍部の石仏

能岳山頂

  山頂を後にひと下りすると鞍部、享和二年(1802)と彫られた石仏が置かれている。その昔は峠路だったのだろう。右に雨降山、扇山を見ながら登り返すと“八重山山頂 530.7m”と書かれた真新しい標柱が立っている。この見晴らしの良いあずま屋の建つ山頂で昼食とする。

伐採され大展望が広がる八重山山頂

506m峰下方の展望台

  八重山を後にして10分ほどで506mピークを越える。前方に丹沢・道志山塊の展望が一気に開ける。下方すぐそこに展望台が見え、さらにその先には上野原の街並みが見下ろせる。

展望台より扇山(左)、雨降山(右)

  展望台で大パノラマを満喫し、眼下に見える上野原中学校の白い建物を目標に下山にかかる。現在も整備中と思われる遊歩道を行く。途中分岐もあるがどちらを下っても同じところに出られるとのこと。

  展望台から30分ほどで八重山ハイキングコースの入口に着く。直ぐ向かいが上野原中学校だ。

八重山ハイキングコース入口手前

 中学校前の車道に出てこれを少し行くと左に未舗装道が分岐する。車道をそのまま行くと大堀バス停はすぐだ。分岐には、根本山の道標と並んで上野原遊歩道の道標が立っている。道標に従い根本山を目指す。

左に根本山への分岐、直進は大堀バス停へ

  こまめにある“根本山”の道標に従い墓地の脇を抜けけっこうな登りとなる。再び上野原の街並みが眼下に広がり、その背後に要害山、さらにその奥に雨降山、権現山が連なっている。

けっこう登り平坦路に、眼下に上野原市街

根本山山頂、この背後に三角点もある

  少し分かりにくいところもあるが、“根本山”或いは“上野原遊歩道”の道標に従い車道分岐から1時間近く歩くと三角点の埋設された根本山に着く。

  根本山を後にすると5分ほどで街中に出る。牛倉神社を経由して上野原駅に向かう。

牛倉神社