【高水三山】奥多摩入門コース
シリーズ | 関東百名山 前 次 | |
山 名 | 高水三山 | |
山行日 | 2008年12月4日(木) | |
参加者 | 6名 | |
歩行時間 | 4時間20分(除く昼食休憩) | |
コース | 軍畑駅→高源寺→常福院→高水山→岩茸石山→惣岳山→沢井駅 |
関連情報 | |
地形図 |
▼ 東京/五日市/武蔵御岳 |
交通 | ▼大宮駅7:20⇒9:07軍畑駅(JR青梅線) ▼交通費:往復¥2,100 |
よみがな | ▼岩茸石山:いわたけいしやま ▼惣岳山:そうがくやま ▼軍畑:いくさばた ▼常福院:しょうふくいん ▼青渭神社:あおいじんじゃ |
推薦HP | ▼青梅市観光協会 高水三山ハイキングコースを歩く ▼2006/10/下-高水三山 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
軍畑駅 | 9:07 | 9:35 | |
堰堤 | 10:17 | − | |
六合目 | 10:39 | 10:47 | |
常福院 | 11:09 | 11:20 | |
高水山 | 11:28 | 11:33 | |
岩茸石山 | 12:00 | 12:50 | |
惣岳山 | 13:30 | 13:38 | |
御神木 | 13:50 | 13:56 | |
御嶽駅分岐 | 14:21 | 14:24 | |
沢井駅 | 14:45 | 15:10 |
高水三山は奥多摩ハイキングの入門コースで、多摩川をはさみ御岳山と対峙している。駅から駅へと歩ける手軽さもあって、団体ハイクにもよく用いられる安心して歩ける大人気のコースである。
JR青梅線軍畑駅で下車、線路沿いに歩きはじめる。踏み切りを渡り、道標に従い平溝川沿いの車道を北上する。平溝橋の手前で二股に分かれた道を左に行く。古の山里の名残を左上の茅葺の民家に見ながらしばらく行くと右に分岐する道に「高水山登山道」の道標が立ち、その脇の古い石標には「高水山参道」と彫られている。
「高水山参道」の石標脇から登山道
急坂の舗装された登山道を行くと目の前に大きな堰堤が現れる。堰堤横の階段を上り切るとようやく本格的登山路となる。数分ほど行くと半ば草に埋もれた石柱に「三合目」と記されている。
堰堤横の階段を上る
よく手入れされた登山路
ジグをきりながら急坂を登る
尾根に出る(六合目)
沢沿いの植林帯の路はよく整備されていて歩きやすい。急坂を登り切り尾根に出ると早くも六合目。杉林の中だが、植林帯にありがちな陰鬱な感じはない。枝打ちなどよく手入れされていて光が差し込み明るいからだろう。
六合目を後に山腹を巻きながらみごとな杉木立の中を行く。右下に林道を見るとほどなく上成木からの路と合流し、すぐに高水山常福院の山門下に着く。
杉木立の中常福院に向かう
高水山山門
本堂(高水山不動尊)
本堂前に置かれた木製の大きな刀
山門をくぐると正面に本堂が建ち、「高水山 不動尊」の大きな標柱が立っている。本堂前には木製の大きな刀が3本置かれているが意味は分からない。
常福院境内を抜け、杉の巨木の中に広葉樹の混じった路をひと登りすると高水山山頂。金網に囲まれた電波塔が少し興ざめだが、ベンチも置かれた明るい山頂だ。集合写真を撮って次の岩茸石山に向かう。
高水山山頂
岩茸石山巻き路を左に分けて山頂に向かう
振り返り見る高水山
山頂から少し下り平坦な路を行く。岩茸石山を巻く路を左に分け、植林帯の岩混じりの急登をこなすと雑木林の緩やかな尾根路が山頂へと続く。振り返ると高水山が見える。
三等三角点のある小広い山頂は、北側が開け棒ノ折山へと続く稜線がよく見える。山頂標柱に小さな穴が開いていて、その脇に「のぞいてみよう」と書かれている。覗いてみるとしっかりと棒ノ折山が同定できる。
枯葉に覆われた急坂を下る
岩茸石山山頂での昼食後、尾根伝いに枯葉に覆われた急坂を下る。本日唯一の難所らしき下りだが、ロープが張られているので危険はない。ほどなく巻き路と合流し、さらに尾根伝いに下っていく。ゆるやかで小さなアップダウンを繰り返しながらスギ木立の植林帯を行く。
スギ木立の路を行く
金網フェンスで仕切られた伐採地の日溜まりに出ると左に惣岳山が見える。巻き路を左に分け、岩混じりの急坂を直登すると惣岳山山頂に着く。広々した山頂だがスギ木立に囲まれ展望はない。大国主命を祀る由緒ある青渭神社奥の院がひっそりと建っている。
このように写る
御神木をこのように撮ると
山頂を後に少し下り真名井の井戸を経てスギの植林帯の尾根路をひたすら下る。しばらくすると、路の両側の大木に注連縄が張られている。傍らの立て札に「しめつりの御神木」とありスギの巨木が聳えている。
関東ふれあいの道鞍部(十字路)
峠を後にするとほんの5分ほどで舗装道路に降り立ち、さらに線路沿いの道を15分ほど行くと沢井駅に到着する。
御神木を後にさらにスギ木立の路を下る。“関東ふれあいの道”に指定されておりよく踏み込まれた歩きやすい路だ。鉄塔を過ぎるとほどなく鞍部に降り立つ。峠路が交差しており、右は丹縄、直進は御嶽駅、われわれは左の沢井への路を下る。
棒ノ折山
↓
小さな穴を覗くとその先に棒ノ折山が見える