【南平山】全山紅葉の山
山 名 | 南平山(なんだいらやま) | |
山行日 | 2008年11月23日(日) | |
参加者 | 12名 | |
歩行時間 | 3時間45分(除く昼食休憩) | |
コース | 川治温泉駅→登山口→鉄塔→分岐→南平山山頂→分岐→鉄塔→登山口→川治湯元駅 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
川治温泉駅 | 9:51 | 10:15 | |
登山口 | 10:27 | 10:32 | |
鉄塔 | 11:00 | 11:05 | |
分岐 | 11:37 | 11:42 | |
南平山山頂 | 12:20 | 13:00 | |
登山口 | 14:08 | 14:15 | |
川治湯元駅 | 14:40 | 15:23 |
南平山は、栃木県藤原町川治温泉の西に聳え、平家再興のための埋蔵金伝説で知られている。全山、広葉樹の自然林に覆われた中、駅から駅へと手軽に錦秋の山を味わえるハイキングコースが通じている。下山後の温泉も楽しめるのだがあいにく改装工事中の上、三連休の中日で非常に混んでいるとのことで断念する。
温泉を諦めたことで1時間ほど遅い出発となる。7:18 大宮駅発の東武線に乗り春日部駅で乗り換え、直通で川治温泉駅に9:51 到着する。今日のメンバーは12名、はじめて見る人が2人、入会希望の方だそうだ。
川治温泉駅
駅に下り立つと目の前に日を浴びた南平山が見える。駅前から国道121号を横断し、小網ダムの堰堤に出ると右方に最初の目標の鉄塔が見える。
小網ダム堰堤より鉄塔を望む
南平山登山口
右岸に渡り右折、鬼怒川沿いの遊歩道を上流に向かってしばらく行くと、左手に南平山登山口の大きな道標が立っている。
紅葉の盛りを過ぎ、落ち葉が分厚く積もる靴底に優しく気持ちよい路を大きくジグを切りながら登る。200mごとに「黄金埋蔵伝説」に由来する砂金袋のイラストと頂上まで**kmと書かれた道標が立っているのでよい励みとなる。
ひとしきり登り南平山東尾根に出て少し下ると送電線鉄塔の建つ鞍部着く。眼下に川治温泉街が見下ろせる。しばらく尾根筋を登り、振り返ると落葉した木立越しの高原山が高く大きく聳え立つ。
落ち葉降り積もる路を行く
尾根筋を登る
登り斜面が緩み、少し開けたところで道が左右に分岐している。道標に“頂上まで左1500m、右1600m”とある。体調が悪いのか登りはじめからメンバーのひとりの歩調が極端に遅い、付きっ切りで面倒を見ているサブリーダーと共にこの辺りでリタイアすることとなった。
分岐
あずま屋の周辺には薄っすらと残雪も
分岐を左に行く。相変わらず落ち葉の積もった路を行くと薄っすらと残雪が目立ちだす。「頂上まで0.8km」道標付近に建つ木造りのあずま屋を見送りしばらくするとどこを登ってもよさそうに見える斜面が続く。
傾斜の増す斜面を大きな九十九折に登りきると山頂に着く。木立に囲まれた静かな山頂、三等三角点が埋設されている。立ち木に括られた小さな山頂標識が数枚、近くにはちょっと無粋な“黄金埋蔵伝説”の大きな解説看板が立っている。
南平山山頂
風を避け、山頂から少し下ったところで昼食とする。木立越し眼下に川治温泉街、その背後には高原山(釈迦ヶ岳・鶏頂山)が大きく聳えている。風が冷たく、リーダーが皆に作ってくれた甘酒が思いのほか美味しい。
山頂より、川治温泉街と高原山を望む
往路をどんどん下る
昼食後、往路を下る。落ち葉の絨毯の路はフカフカと気持ちよく、ジグを切りながらどんどんと下る。1時間ちょっとで先に下っていたサブリーダーたちが待つ登山口まで戻る。
川治湯元駅に向かって遊歩道を鬼怒川沿いに北進する。あじさい公園を抜け、鬼怒川に架かる黄金橋を渡り車道に出て大きく迂回しながら上方に見える川治湯元駅を目指す。
黄金橋、