陸橋から猿投グリンロード、右奥に猿投山。

【東海自然歩道 No.22】足助・勘八牧場コース

シリーズ  東海自然歩道      
山行日  2007年9月22日(土)
同行者  グループ・せせらぎ 10名
歩行時間  5時間57分(休憩含む)
コース 香嵐渓→白鷺温泉→大国橋→千鳥寺→勘八牧場→鎮兵橋→広瀬城址→広梅橋
関連情報                          アクセスカウンター
1/2.5万地形図 足助 [北西]  足助 [南西]
  豊田北部 [北東]
ガイド
 ブック
 
ふれあいウォーク東海自然歩道
   宇佐美イワオ著 風媒社 1999
東海自然歩道日帰りハイキング(2)奥三河−鈴鹿峠
  武村岳男著 山と渓谷社 1996
交通 ▼高速道路:焼津IC⇒豊田勘八IC ¥3800/台
  タクシー:広瀬⇒香嵐渓 ¥4470/台
立ち寄り湯 香蘭渓 岩神之湯  tel:0565-62-1233 \730
行 程
場 所 着時刻 発時刻
 香嵐渓駐車場 8:10 8:23
 雲晴橋 9:20
 大国橋 9:55 10:00
 元山中峠 10:30 10:33
 元山中 10:48
 千鳥寺 11:40 11:43
 昼食 11:45 12:08
 勘八牧場跡 12:50
 鎮兵橋 13:17 13:20
 グリンロード陸橋 13:41
 廣瀬城址 14:10 14:17
 広瀬 14:20 16:42

 梅雨と真夏のウォーキングを避けて、6/2以来中断していた東海自然歩道継歩の旅を再開した。今年の夏は記録的な猛暑続き、彼岸頃はと期待したがこの日も真夏日となるのは確実のようだ。今回のコースは舗装道路歩きも少なくないので少々不安になる。

  車の通りが激しい国道153号線をしばらく歩き、巴川左岸沿いの脇道に入る。しばらくすると本来の東海自然歩道と合流し、先ほど足止めされた工事場所が左直ぐのところに見える。足助病院、足助警察署、岩神の湯などを左に見ながら進む。

国道153号線を行く

香嵐渓駐車場(本来の自然歩道は左の山裾)

  香嵐渓宮町駐車場(\500/日)に車を停め、50mほど離れた前回ゴール地点で集合写真を撮って出発する。歩きだして直ぐに“工事中 迂回路へ”と標示されている。歩きなら行けないことはないだろうとかまわず進むが、結果としては15分ほどのロス、スタート地点まで戻り迂回路を行く。

  焼津駅北口6:15、今日のメンバー10人が2台の車に分乗して出発する。焼津ICから東名高速に入り、東海環状道 豊田勘八ICで下り、前回ゴールの香嵐渓に8:10ころ到着した。

車道を離れ草道を大国橋に向かう

  巴川に架かる小原橋の袂に鎮座する石仏群を左に次いで、白鷺温泉の宿を右に見送る。雲晴橋を過ぎて数百メートル行った辺りで舗装道路と別れ右の草路に入る。いかにも自然歩道らしい巴川左岸沿いの快適な路を行く。再び舗装道路に出ると大国橋は直ぐだった。

大国橋より巴川

  橋を渡り左折、巴川の右岸を100mほど行き右に曲がり巴川を離れて元中山峠に向かう。道標が一変し、背の高い金属パイプの上方に進む方向の地名のみが書かれている。東海自然歩道の文字は見当たらずちょっと戸惑う。環境庁の立てたあの厳しい道標は住宅街に似合わないからだろう。

民家の前を通って元中山峠に向かう

 住宅地を抜け、田園地帯になるといつもの道標に戻る。民家の庭と思える辺りから山路に入り高度を上げていく。大国橋から30分ほどで元中山峠。標高240m、汗するほどの勾配はないし、なんの解説版もないので歴史的由緒もないのだろう。ちょっと拍子抜けした感じで峠を後にする。

  峠を越えてしばらく下ると元山中の集落に入る。ほとんど稲刈りを終えた風情ある田圃の野道を行き“千鳥寺2.2km”の道標に従い右折し山路に入る。しばらく行くと中高年のパーティーとすれ違う。日本ウオーキング協会のメンバーで大阪から35回でここまで来たそうだ。

元山中集落を行く同好の士を見送る

千鳥寺に向かって雑木林の路を行く

  雑木林の山路を千鳥寺に向かう。30分ほどすると舗装車道にでた。自然歩道は車道を横断しているが、左を見ると立派なお寺風の建物が見える。気になるので立ち寄ってみると“南山やすらぎ霊園”であった。

  自然歩道に戻り、再び林の中の路を下っていくとほどなく車道に出た。自然歩道は左に折れるが、右直ぐのところが歴史を感じさせる千鳥寺だ。

千鳥寺

道端で昼食

  境内で昼食にするつもりで寺に向かうも、彼岸なので墓参の人たちがたくさんいるので引き返す。自然歩道に戻り少し行った車道脇で昼食にする。

  昼食後、勘八牧場に向かう。上高で県道を横切り20分ほどで牧場らしき所に出るも牛はまったく見当たらない。柵の内側は畑に変わりつつあるようだ。しばらく行くと真新しい建物がありその壁に“H18/3/31 畜産センター閉鎖”と表示されている。真夏日の照りつける太陽の下を歩きたっぷり汗をかいていたので、冷たい牛乳を期待していただけにガッカリだ。

畑に変わりつつある牧場跡

  牧場を後に舗装道路歩きが続く。国道153号線を横断し勘八峡に架かる鎮平橋を渡る。日陰のない舗装道路を黙々と上る。猿投グリーンロードの陸橋を渡る辺りからようやく下り勾配となりホッとする。

  陸橋から15分ほど行った辺りの休憩舎でひと休み。ここまでくればゴールは近いが道順はややこしい。竹林の中や田圃の畦道みたいな路を道標に導かれて歩く。

道標に導かれて畦道を行く

  鳥居をくぐり石段を登ると廣瀬城址の石碑が立つ広場に出た。石碑を入れて集合写真を撮る。広場の正面には廣瀬神社が建っている。

広瀬神社の鳥居をくぐり、広瀬城址に向かう

廣瀬城址碑を囲み集合写真

  集合写真を撮り、廣瀬城址を後に石段を下ると矢作川に架かる広梅橋の袂の出る。今日のゴール地点だ。目の前の喫茶店プラムでメンバー全員氷を食べながら、猛暑の中の完歩を祝す。

  喫茶店の裏側は3年ほど前に廃線となった名鉄三河線の線路、数十メートル先の三河広瀬廃駅を見物しながらタクシーを待。車を停めた香嵐渓まで戻り前回同様、岩神の湯で汗を流し帰路につく。

広瀬城址を後にして

喫茶店脇の廃線、右は矢作川

更新日:2013/08/29