【二王山】安倍川西岸の静かな山
シリーズ | 静岡百山 前 次 | |
山 名 | 二王山(におうざん) | |
山行日 | 2006年2月23日(木) | |
同行者 | グループ・せせらぎ 7名 | |
歩行時間 | 3時間53分(昼食休憩除く) | |
コース | 湯の森登山口⇔二王山 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
湯の森バス停 | 9:25 | 9:36 | |
登山口 | 9:40 | − | |
巻き路分岐 | 11:26 | − | |
二王山山頂 | 11:40 | 11:45 | |
三角点 | 11:48 | 12:25 | |
二王山山頂 | 12:33 | 12:48 | |
湯の森バス停 | 14:06 | − |
二王山は安倍川の右岸に聳えている。安倍奥の山々も、十枚山や青笹山など安倍川左岸側には多くの人が訪れるが、二王山や見月山など右岸側の山は登る人が極端に少なく、静かな山歩きが味わえる。
本日のメンバー7名が、それぞれの拠点から2台の車に分乗し、登山口の湯の森集落の十数キロ手前、梅ヶ島街道沿いの真富士の里に9時前に集合した。ここでしっかりと身支度を整え、登山口に向かう。
湯の森バス停前の旧役場の駐車場に車を停めさせてもらう。道路を挟んだ向側のお宅に、駐車の断りをしに伺ったところ、偶然にもそこの奥さんは、メンバーM.H さんのかつての職場仲間とのこと。久しぶりの再会を喜び話が弾む。奥さんが梅ヶ島街道から50mほど脇道を入った登山口まで案内してくれた。
湯の森バス停前の旧役場駐車場
うっかりすると見落としそうな小さな道標に従い、路地を左に曲がる。人家の裏庭のようなところを抜けると目の前に道標と登山ポストがある。いきなりの急登、路は狭く崩れたところもある。緊張を強いられる登りだが、5分もすると傾斜は若干緩み路もやや広く歩き易くなる。
登山届用ポストのある登山口
伐採地付近(帰路撮影)
比較的手入れの行き届いた植林帯の路が延々と続く。路はしっかり踏まれ、目印のテープもよく目に付く。ガイドブックに伐採地とある辺りで休憩。東側の展望が開け、安倍川東岸の山を見ることができる。
なおも緩やかに尾根路をたどるとしだいに雑木が目立ちはじめ明るい路となる。しばらく行くと、かろうじて文字が読み取れる半壊した道標。二王山を巻いて奥仙俣へ行く路が左に分岐する。これを過ぎ、背丈ほどの笹が生える雑木林の路を10分ほど行くと奥仙俣から山頂に向かう路とTの字にぶつかる。右に曲がると、直ぐに山頂に着いた。
雑木と背丈ほどの笹の路
山頂の北側が伐採されていて、八紘嶺から大谷崩、山伏の山々が展望できるはずだが、山頂付近が雲に覆われ判別できない。山頂の西に二重山稜のもひとつのピークがありそこに三角点があるので、とりあえずそこまで行くことにする。
三角点のピークも西側が大きく伐採され、大無間山や朝日岳と思われる大井川上流の山々の展望が広がる。付近は小広く整備され明るく、休憩に適しているのでここで昼食とする。
山頂より三角点ピークに向かう
昼食後、来た道ではなく、三角点ピークから北に向かう路を行くことにする。多少ヤブっぽくあるがそこそこの踏み跡があり、目印のテープもある。この路でも本来の山頂に戻れると思ったが、しだいに踏み跡が薄くなる。右手のピーク目指して路なき斜面を一旦下り、適当に登りつめると山頂に戻れた。山頂標識を入れ記念の集合写真を撮って往路を戻る。
二王山山頂