【諏訪山】日航機事故 御巣鷹山の隣に聳える静かな山
山 名 | 諏訪山(すわやま) | |
山行日 | 2005年11月30日(水) | |
同行者 | OAA 8名 | |
歩行時間 | 6時間42分(休憩含む) | |
コース | 浜平登山口⇔湯ノ沢ノ頭⇔三笠山⇔諏訪山 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
浜平登山口 | 02:24 | 6:26 | |
湯ノ沢ノ頭 | 8:03 | − | |
避難小屋 | 8:47 | − | |
三笠山 | 9:29 | 9:37 | |
諏訪山 | 10:05 | 10:29 | |
三笠山 | 10:54 | 11:03 | |
避難小屋 | 11:27 | − | |
湯ノ沢ノ頭 | 12:07 | − | |
浜平登山口 | 13:08 | 13:20 |
静岡市役所前を前夜10時半頃出て、国道52号、佐久、国道299号の十国峠を経て上野村に2時半頃着いた。明るくなるまで車中で仮眠し、朝食後出発。
登山口手前の駐車スペース
車を停めたところから数分行くと“諏訪山(浜平登山口)”の道標が立っている。“浜平温泉 奥多野館”の案内板がある角を曲がり神流川まで下り橋を渡る。廃業したと思われる奥多野館を左に見て登山路に入る。しばらく行くと“諏訪山まで5253m”の道標、登山路をメートル単位まで正確に測量したのだろうか?
神流川に架かる登山口の橋
湯ノ沢沿いに右岸へ左岸へと何度も渡り返しながらゆるやかに登っていく。沢には木橋が架けられているし道標もしっかりしている。小さな滝が連なる落葉の積もった路を快調にすすむ。一度沢を離れ急斜面をジグザグに登り沢に戻る。再び沢を離れ、葉をすっかり落とした雑木林の中の急登が続く。ようやく稜線に出ると、やや冷たいがさわやかな風と共に朝日が顔を照らす。稜線を左に曲がりしばらく行くと湯ノ沢ノ頭。楢原からの路が左からV字に合流する。
沢沿いの路を行く
湯ノ沢ノ頭からは自然林の中の主稜線の路、行く手の樹間越しに三笠山、諏訪山が見える。小さなピークを巻いて行くためほとんどアップダウンのない快適な路だが、鞍部では耳が痛くなるほどに冷たい風が吹き付ける。稜線直下の風のない日溜りで休憩、気温10℃、風さえなければまことに心地よい。
湯ノ沢ノ頭より稜線の路
快適な路も半壊したような避難小屋まで、この辺りから木の根や立ち木に掴まりながらの急登となる。瘤を越えると展望が大きく開け、浅間山や妙義山がはっきりと見渡せる。
避難小屋
アルミの二段ハシゴをこなすとすぐに“諏訪山まで745m”の道標が立つ小さな岩峰のピークに出る。少し下って巨岩の基部を回り込むようにして三笠山の頂に到着。“諏訪山まで723m”の道標、先の道標からわずか22mに10分以上かかったことになる。
木製の祠が建つ三笠山山頂は浅間山、妙義山、両神山など360度の大展望。目指す諏訪山は直ぐ目の前に見える。山頂を後にするとすぐに5,6mの絶壁に近い岩場、あまり頼りたくないような古びた固定ロープに助けられながら三点確保で慎重に下る。
鞍部からは樹林帯の路をひと登りで三等三角点の山頂に着く。樹林に囲まれ展望は望めない。諏訪山山頂で食事を済ませて往路を下る。
巨岩を巻いて三笠山に向かう
三笠山山頂より諏訪山を望む
諏訪山山頂