【登り尾】コース整備で、一般向きの山へ
山 名 | 登り尾(のぼりお) | |
山行日 | 2005年3月26日(土) | |
同行者 | グループ・せせらぎ 8名 | |
歩行時間 | 3時間46分(昼食休憩除く) | |
コース | 登り尾バス停→251境界見出標→登り尾→新山峠→御礼杉→二階滝バス停 |
湯の国会館 | |
tel:0558-87-1192 10:00-21:00 ¥800 狩野川沿いに建つ伊豆市営の日帰り温泉施設。内風呂の大きな窓からも露天風呂からも狩野川の渓流がよく見える。お湯は透明で中には黒っぽい湯の花も浮かんでいる。 |
行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
登り尾バス停注射場 | − | 9:20 | |
登り尾登山口 | 10:18 | 10:25 | |
No,251境界見出標 | 10:54 | − | |
No,253境界見出標 | 10:45 | − | |
登り尾山頂 | 11:17 | 12:08 | |
新山峠 | 12:36 | 12:43 | |
寒天車道 | 12:54 | − | |
御礼杉 | 13:20 | − | |
二階滝 | 13:47 | 13:50 | |
二階滝バス停駐車場 | 13:57 | − |
新天城トンネルを抜けて最初のバス停 二階滝の駐車場に車をデポ。3km ほど先の登り尾バス停前の林道から歩きはじめる。当初、逆コースを考えていたがインターネットネットで入手した山行記によると、登り尾からの下山で路に迷ったとの記述をいくつか目にし“迷いやすい路は登りに”と、計画を変更した。
単調な林道歩きが1時間、ようやく登山路の分岐に出た。ケルンはあるが道標はなく、枝打ちされた枝で登山路が隠されはっきりしないこともあり注意が必要だ。
林道より登山路分岐
一休みして、杉の植林帯に分け入るとほどなくしっかりした登山路となる。20分ほど行くと境界見出標No.253
のある四差路、ここも道標はなく下りに使うと迷いそうなところだ。上っている左の路を行くと10分ほどでNo.251見出標、ここにも分岐がありとにかく上を目指すのだが必ずしも踏み跡ははっきりしない。下りだと相当に神経を使いそうだが、とにかく登ればよいのだから気は楽だ。
登り尾バス停前の林道、左下に駐車場
No.251 境界見出標(十字路)
No.251から10分少々で傾斜も緩み歩きやすい路となる。ツルツルの赤っぽい樹肌のヒメシャラが目立ちはじめ、さらに10分ほどで登り尾山頂に着く。二等三角点のある林の中の心地よい広場。北東側が伐採されていて天城山が望める。“せせらぎ”定番のお汁粉を作り早めの昼食を済ませ下山にかかる。
登り尾山頂
新山峠へは、ゆったりと起伏した稜線の路。ヒメシャラの木が目立つ雑木林で展望はきかない。広々とした潅木帯の路、どこでも歩けそうなので迷いやすそうだが、比較的しっかり踏まれているし、テープもよく目につくので不安はない。山頂からゆっくり歩いても30分足らずで真新しい道標が立つ新山峠に着いた。
新山峠に向かって潅木帯を行く
峠からは植林帯の路で、大規模な整備がすすめられているようだ。登山路の階段や橋にふんだんに木材が使われている。間伐材の活用による森林整備だとしたら大賛成だ。
木材をふんだんに使って整備された登山路
二階滝バス停前の駐車場
峠から10分余で寒天車道に出る。左に登り尾の稜線を見ながら車道を25分ほど下り、左に少し入り込むと3本のみごとな御礼杉がそびえている。再び車道に戻り、落差20mの二階滝を経て車をデポした二階滝バス停前の駐車場に着いた。
参考資料
静岡県の山 新・分県登山ガイド 21 2005/06 山と渓谷社 | |
マイカー登山【東名高速道】 1998/04 山と渓谷社 |