第38回周辺ハイク:平川峠〜荒倉山
山 名 | 荒倉山(あらくらやま) | |
山行日 | 2003年12月7日(日) | |
報告者(文) | 小林美佐江さん | |
同行者 | 静岡OAA 山の仲間 20人 | |
歩行時間 | 3時間20(除く昼食休憩) | |
コース | 龍珠院→平川峠→荒倉山→平川峠→小武川→林道 |
静岡OAA会報より抜粋
静岡を7時30分出発、韮崎市宇波円井集落を抜け龍珠院に10時30分到着。雨上がりの翌日で、紅葉した山山が初冬の澄み切った青空に映えている。友達は周辺ハイクで印に網があるせいか最初から気が重そうである。ちょっと心配したが頂上が1132mと聞き少し安心した。
標識も登山路もしっかりしている。落葉をザクザクと踏みしめ、少しぬかるんだ山道を進む。途中猟銃を持ったハンターに出合い、イノシシに間違がわれたらとんでもないねと。木の間越しに甲斐駒等を眺め、間もなく平川峠に出ると林道が通っていた。林道を左手に進み、標識に従い尾根道に歩を進める。
途中胸突き八丁みたいな所もあったが、階段のように段差がないのでさほど苦にならない。麓の12時のチャイムの音を聞くと共に1132mの頂上に着く。昼食後、記念撮影をして頂上を後にする。
龍珠院付近より正面に荒倉山
平川峠:右より登ってきた
中腹より茅ヶ岳、金ヶ岳。手前に七里ヶ岩
荒倉山山頂
昔の峠道を示す道標
峠から河原までのコースはさすがに歩かれていない。男性軍が道捜しに行き、こっちへ来ての合図で下に降りる。踏跡らしきコースの途中に“鳳凰山登山道”の古いブリキ標識を見つけ、『昔はこの道を通っていたんだね』と感慨深げである。
帰路は池さんが「ナタを持って来たから」と言う言葉に、えっと顔が曇る人も、いつもの事じゃんという顔の人もいる。平川峠まで降りて小武川を渡ると云う事である。
広い小武川の河原に降り、渡河点を探すも石渡り出来る個所がなく、川幅10m程の膝下の瀬を渡れという指示。ズボンを脱ぐ人も、裾をまくり上げたり、それぞれ勇ましい格好で渡り始めるも、入っては冷たいと言って戻る人も。私は赤池さんにつかまりやっとの事で渡った。素足で滑り易く、立ち止まると足がジンジンと凍えるようだった。川に入るのは夏に限ると誰かの声。低山ハイクでも最後にこういう落ちのあるOAAは私の修行の場である。
靴を脱いで小武川を渡る
行程:
龍珠院 10:30→11:13平川峠11:18→
12:10荒倉山12:35→13:12平川峠→
13:50小武川渡渉→14:15 マイクロバス乗車