行  程        アクセスカウンター
場 所 着時刻 発時刻
 大ダワ 10:45 10:52
 大岳山 12:05 12:30
 大岳山荘展望台 12:43 12:47
 馬頭刈尾根分岐 13:08
 白倉 14:17 14:20

【大岳山】緑のトンネル、小まめな登り下りの快適尾根歩き

山 名  大岳山(おおだけさん)
山行日  2003年5月11日(日)
同行者  OAA 山の友
歩行時間  3時間25分(含む休憩時間)
コース  大ダワ→大岳山→大岳神社→大岳山荘→白倉

 いつもより30分早い朝7時、静岡市役所前出発。行き先は東京都の山、大岳山。日本二百名山のひとつだそうだ。東名高速、富士五湖道、中央高速と乗り継ぎ3時間15分ほどで、下山予定地の白倉バス停前を通過。

「いけるとこまで行こう」と、先へ進むがすれ違いも困難な沢沿いの道。常に、Uターン可能な場所を記憶しながら前進する。幸いにして、大ダワま無事到着。数台の車も駐車している。

大ダワ

  身支度を整え直ぐに出発。杉林の山腹をゆるやかに登るとほどなくして尾根路となる。まぶしいほどの新緑の並木路。少し登っては下り、下ってはまたゆるやかに登りを繰り返す快適なハイキング路だ。

 法螺貝を抱えた外国人とすれ違う。しばらくすると、法螺貝の音が山々に響き渡る。山奥では似合いの音色、誰気兼ねなく吹いているのだろう。

神戸岩入口から鋸山林道に入る。しばらく行くと“この先、がけ崩れ 通行止め”の表示。

大岳山への尾根路

  馬頭刈尾根との分岐を過ぎると急登となる。木の根や岩の手がかりも利用したくなるような辛い上りだ。しかし、それもほんのわずかで終わる。山頂は溢れるばかりの人だかり、少し手前の静かな広場、景色はないが新緑の下で昼食とする。

  山頂からは西に大きく聳える御前山、その左に奥多摩の山々が幾重にも霞んで見える。混み合う山頂標識付近を空けていただき、集合写真を撮って早々に下山開始。

大岳山への急登

大岳山山頂

  岩が露出した急斜面を10分ほど下ると大岳神社。続いて、樹齢を重ねた巨木の下の鳥居をくぐると大岳山荘。展望台を兼ねた山荘のヘリポートでひと休み。杉林の濃い緑の中に、春を浮き立たせる新緑の淡い緑がみごとなコントラストで対面の山肌を彩っている。

 展望台を後に、20分ほどで馬頭刈尾根から白倉への分岐。手入れの行き届いた明るい杉林の路の両端に山吹の花が目立つ。下草や喬木も生え、よく踏まれた歩き易い路だ。「都会の山って感じだな」と、穿ったことを言う。新緑の快適な下り路、「雨に濡れた緑は一段と鮮やかなんだよな。雨具も持ってきたことだし・・・・」と、余裕のつぶやきも聞こえる。

  大岳神社の参道だったのだろう。ところどころに古びた丁目石が立っている。二丁目で林道を横切りさらに下ると鳥居の傍に背丈以上の大きな庚申塔が立っている。そこから白倉の集落までは10分足らず。眼下の酒屋の前に迎えのマイクロバスが停まっていた。

大岳神社

山吹咲き乱れる下山路

庚申塔

更新日:2013/08/23