行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
浅川バス停 | 8:05 | 8:21 | |
林道終点 | 8:37 | - | |
浅川峠 | 8:58 | 9:01 | |
権現山 | 10:10 | 10:50 | |
浅川峠 | 11:25 | - | |
扇山 | 12:16 | 12:51 | |
浅川峠 | 13:20 | - | |
林道終点 | 13:32 | - | |
浅川バス停 | 13:44 | 13:48 |
【権現山・扇山】浅川峠から両山往復
山 名 | 権現山・扇山 | |
山行日 | 2002年11月29日(金) | |
天 候 | 晴れ | |
歩行時間 | 4時間9分 (除く頂上休憩) | |
コース | 浅川→浅川峠→権現山→浅川峠→扇山→浅川峠→浅川 |
自宅から3時間弱、浅川のバス停に8時過ぎに着いた。駐車場は特にはないが、バスが方向転換するための大きなスペースがある。申し訳ないとは思ったが、邪魔にならないよう片隅に停めさせてもらう。
浅川バス停 右が峠への林道
舗装された車道はバス停から狭くなって先に続いている。そこから分岐した未舗装の林道が浅川峠への道だ。道標も立っている。普通車でも十分通行可能な砂利道を15分ほど歩くと林道終点、ここに数台は駐車できそうである。ここまで車を乗り入れればよかったと思った。
登山路となって数分で植林帯を抜け展望が開ける。麻生山から権現山へと連なる稜線が屏風のように連なっている。固い霜柱を踏みながら、葉がすっかり落ち裸になった雑木林の路を登り浅川峠にでる。
林道終点(登山口から振り返って)
右は扇山。左が権現山だ。落ち葉が散り積もった路を権現山へと向かう。行く手正面に権現山の西の稜線が展望できる。左前方は大菩薩の山々だ。いったん下ってゆるやかな起伏の路をしばらく行くと、やがてうんざりするほど急登が続く。『ガンバレ!!山頂迄10分 福岡かんだ猿』の表示板が枝にぶら下がっているところから稜線に出るまで5・6分、そこから山頂まで4・5分、表示通り約10分で山頂に着いた。
権現山〜麻生山の稜線(浅川峠付近)
小広い山頂の2等三角点は機械彫りの左書きで戦後のものらしい。南西方向に雪をかぶった富士山が美しい。そのちょうど反対側は奥多摩の大岳山、さらにその右手に青梅の街並みが見渡せる。北側は大きく聳える三頭山、その左奥に雲取山など奥秩父の山々がくっきりと見える。富士山を独り占めにしてゆっくりと食事をする。
権現岳山頂より富士山
苦労した急登も下りは楽くだ。落ち葉のクッションが靴底に気持ちが良い。登りのちょうど半分の時間で浅川峠を通過。次は浅川峠を挟み権現山と反対側の扇山を目指す。松林の道は陽が射さずひんやりとしているが、しばらくすると雑木林となりホッとする。峠から15分ほど登ると平坦な道となる。『曽倉山山頂』と書かれた幅広の黄色テープが木の幹に巻きつけられていたが、これがなければとても山頂とは気づかないだろう。
権現山山頂
やや下り気味のゆったりした路はやがて急登となり、ここにも権現山頂上近くと同じ『山頂迄10分』の表示板があった。そこからますますの急登となるが、表示通り約10分で山頂についた。
広々とした山頂には熟年の8人パーティーと単独行の男性がひとりいた。今日、初めて出会った人だ。大月市の秀麗富嶽12景の富士山は頭を少しだけ出して雲に隠れてしまった。東側の相模湖や北側の奥秩父はよく見渡せた。
浅川峠から車を停めた浅川バス停まで往路を戻った。
扇山山頂
renew:2013/09/03