行 程 | |||
場 所 | 着時刻 | 発時刻 | |
大嶺平林道出合(駐車) | 9:40 | 9:51 | |
佐野峠 | 10:35 | 10:44 | |
思親山 | 11:21 | 12:09 | |
内船分岐 | 12:28 | − | |
大嶺平林道 | 12:47 | − | |
大嶺平林道出合 | 13:22 | 13:30 |
参考資料 | 【分県登山ガイド 山梨県の山】山と渓谷社 1993/05/01 初版 | |
ホームページ | なんぶの湯 | tel:0556-64-2434 9:30-20:00 \800(入浴のみ) |
交通 | ・JR身延線 内船駅/井出駅 | |
マイカー | ・佐野峠に駐車場あり。約15台。駐車場からも富士山の眺め抜群。 |
【思親山】富士山展望の東海自然歩道の山
山 名 | 思親山(1031m) | |
山行日 | 2001年12月16日(日) | |
天 候 | 快晴 | |
同行者 | M.M | |
歩行時間 | 2時間43分(昼食休憩除く) | |
コース | 大嶺平林道出合い→佐野峠→思親山→内船分岐→大嶺平林道 |
思親山々頂より
内船駅の少し先から山手に向かう道に入る。内船寺の石段の下を過ぎぐんぐん高度を上げる。大嶺平林道まで、舗装はしてあるものの、杉林の中の薄暗く狭い道で、今にも倒れてきそうな木々や事実、車が通る部分を切り取った倒木も目立つ。そして何時崩れてもおかしくないと思われる崖道など非常にスリルがある。すれ違いスペースも少なく、余りに狭い道なのでバックなど絶望的にさえ思え、正直言うと怖くて仕方がなかった。
新しい上、道幅もかなり広くしっかりした大嶺平林道に出た時にはホッとした。通行や作業の邪魔にならないよう路上駐車する。身支度を整えていると登山客を乗せたタクシー3台と乗用車2台が次々と佐野峠へ向け通り過ぎて行った。
大嶺平林道出合付近
佐野峠までりっぱな舗装道路が続く。駐車地点から45分ほど歩くと、佐野峠の直前で真正面にいきなり富士山が現れる。感動的だ。佐野峠には富士山を一望する広い駐車場がある。ここに駐車して周回すべきだったかもしれない。ひと休みしながら富士山の写真を撮っていると、タクシーで女性2人がやって来た。その女性によると「タクシーの運転手さんも、あの薄暗く狭い林道は馴れるまで怖かった」と言っていたそうだ。
佐野峠の駐車場
佐野峠から山道となる。よく整備されている東海自然歩道だ。峠にはトイレと案内板もある。自然林の中にしっかりと作られた階段の道が続く。3つほどコブを上下した後、大きく切り開かれた思親山の頂上につく。山頂は20人ほどの人で賑わっていた。
東に富士山がどんと聳え、その左に天子山塊がある。北には南アルプスの山々が真っ白な頭を見せている。西は十枚山、篠井山などの山々が連なっている。
思親山々頂
山頂を後に、主稜線をゆったりと南に下る。20分ほどで東海自然歩道と別れ、内船方面への下山路に入る。暗い杉林の中の道はあまり歩かれていないようだがしばらくは比較的しっかりしている。倒木の迂回を強いられる辺りで少々道が荒れている感じだが、迷う心配はない。東海自然歩道と分岐してから20分ほどで大嶺平林道に出る。林道への降り口付近は背丈以上の枯枝や枯草に覆われていた。あまり歩く人がいないためだろう。こんな山の中の道にしてはあまりに立派過ぎる舗装林道をのんびりと車まで戻った。
上るとき怖かった薄暗い林道を、ときおりクラクションを鳴らしながら下った。先が分かっているせいか上るときに感じた怖さはなく、幸いに上ってくる車もなかった。
内船駅近くにある「なんぶの湯」で汗を流し帰宅した。
東海自然歩道/内船分岐