磐梯山ゴールドラインの八方台に8時40分頃ついた。すでに駐車場は満杯で,路肩に停めている車も多い。50mほどバックして路肩に縦列駐車をする。
行  程          アクセスカウンター
場 所 着時刻 発時刻
 八方台 8:40 8:45
 中ノ湯 9:12 -
 弘法清水  10:25 10:30
 磐梯山 10:58 11:50
 弘法清水  12:10 12:15
 八方台  13:40 -

【磐梯山】美しい湖沼群と荒涼とした大爆発痕

山 名  磐梯山(1819m)
山行日  2001年9月23日(日)
天 候  晴れ
歩行時間  4時間8分(昼食休憩除く)
コース  八方台⇔中ノ湯⇔弘法清水⇔磐梯山
 磐梯山への登山路で最も楽なコースである八方台登山口からのコースを往復した。山頂から見下ろす檜原湖、秋元湖、五色沼などの湖沼群。赤茶けた岸壁の櫛ヶ峰の火山痕、安達太良山、吾妻連峰、飯豊連峰などの大展望を満喫できた。

お花畑付近から磐梯山頂を望む

八方台登山口

休憩地点より見る湖沼群

 うっそうとしたブナ林のなか、林道のような幅広のなだらかな道が延びている。右手に中ノ湯温泉の屋根が見え、道標に従い左にすすむと下りとなり、小さな沢をまたぐとすぐに裏磐梯スキー場からの道と合流する。硫黄の臭いが風に乗ってただよってくる辺りを過ぎると急登となる。左の視界が一瞬開けた所から少し行くと登山路からやや離れ、火口を見下ろせる場所がある。景色が良く休憩にはもってこいだ。多くの人が一息入れている。

 ひと休みして再び樹林帯の急登を登ること30分、笹原の中で道が二手に別れる。休憩している人に聞くと「どちらも弘法清水に行くが左はお花畑を通り、2分よけいにかかるとそこに書いてありますよ」と教えられた。よく見ると、標識杭の下のほうに取り付けられた板に、小さな消えかかった文字が読めた。
 行く手に頂上を見ながらの道は急登だが一気に眺めは良くなる。しかし、お花畑とはいうものの花はほとんど見当たらない。分岐から10分ほどで、大勢の人でごった返している弘法清水の湧く広場についた。2軒の小屋があり、軽食や飲み物などがとれる。

お花畑付近から見る櫛ヶ峰

 弘法清水の右脇に頂上への登路がある。はじめからきつい登りで、ぐんぐんと高度を上げる。左手は旧火口壁の荒涼とした景観が迫る。岩が累々と重なる頂上もまた多くの人で賑わっていた。頂上からは吾妻連邦、飯豊連邦、日光・那須の山々などが一望できる。猪苗代湖を見下ろす場所に陣取り、超豪華な眺めを前に軽い食事をする。直ぐ近くに昼寝をしている人がいる。頂上にいた45分の間、一度も目を覚まさなかったほどよく眠っていた。暑くなく寒くなく快適な昼寝だったのだろう。

磐梯山頂より見下ろす猪苗代湖

 頂上の休憩小屋に立ち寄った後、弘法清水へと下る。帰りも景色の良い(もうひとつの登山路の景色は分からないのだが・・・)往路を下ることにした。
 八方台へ午後1時40分についた。駐車場には少し空きスペースができていた。磐梯吾妻レークラインを通り岳温泉へと向かった。

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安達太良山へ続く

更新:2013/08/22